失業率 3.8% (前回3.9%)

就業者数 30.3万人増加

 

予想よりも大分良かったみたいです。

ですが、株は瞬間的に下がりました。

 

なぜなのか

 

この「強い」労働状況で、FRBが「まだまだ大丈夫やね、利下げは延期で!」ってなることを市場が織り込んだのだ。

 

現在アメリカの政策金利は5.25-5.5%

そりゃあ債権の利率も上がるわ。

 

昨日D証券が持ってきた米国債(9年モノ)は4.8%の利率だったけどさ。

長期金利の方が安いってことだよね。

逆イールド発生中というわけだ。

 

逆イールドはリセッション(景気後退)の前兆ということなのだが・・ 

 

 

怖いことに逆イールドが一旦発生すると、利下げ(短期金利)が中央銀行によって行われ、逆イールドが解消する。

そしてリセッションが起こるそのタイミングは例外なく逆イールドが解消して順イールドになったとき!!だそうです。

 

なぜなのかは勉強が足りなくて、記事をみてもピンと来ないw

 

債権が強くなると株が弱くなる。

FRBが「もう今年度は利下げしませんよ。イスラエルとイランのせいで原油価格大幅増ならインフレに対応できません」となれば、株安になるだろう。戦争なんて無ければ良い。

 

ということで、雇用統計発表後のS&P500チャート

 

みんな大好きeMAXIS Slim S&P500-1.71%とかなりの下げです。

でも反発しているので、右肩下がりというわけにはならなそう。

 

にしても雇用が良いってのに、株安になるのって、因果なものですな。