ほ~んにう~る~さ~~い、ほ~んにうry
といえばファンの1割弱くらいは分かってくれるんじゃないかなぁとか思ってたりするんですけど。
3rdアルバム(↓)の#5・On The Other Side。
ほ~んにう~る~さい~。にしか聞こえません。
その後歩いても~・・・歩いても~・・・ありませ~ん。にしか聞こえません。
聴いたことない人は借りて聴いてみなさい。
そんな感じのThe Strokesで。
- ザ・ストロークス
- ファースト・インプレッションズ・オブ・アース
試聴 まいすぺ
ガレージロックとイコールで結ばれるほどの人気があるんじゃないかなぁと俺は思うバンドです。
USバンドでありながら、UKで人気が出てそれを逆輸入してUSでも人気が出たという、変わった経歴持ち。
日本でもなかなか人気のあるバンドですが、1st派と3rd派に別れます。
俺は圧倒的に3rdが良いと思うんだけどねぇ。まぁ圧倒的とは言っても対して音楽性は変わらないけどね。
非常にシンプルなガレージR&Rをやってくれます。シンプル・イズ・ザ・ベスト。
ポップさを含みつつも、ハードさも兼ね備え、そしてどこまでも音に無駄がない。
無駄がないと言うより、あまりにむき出しの音。ある意味単純音の極。
だからと言って決して安っぽかったりするわけでなく、その限られたサウンドの中でさえ、
ここまでのサウンド構成をやってのけるのはストロークスならではだね。
それに音もシンプルとは言え、エレクトロニカタッチな曲もあるにはあったし。
たまにゲームの音みたいな感じの曲もあり、意外とメタリックな雰囲気さえ醸し出す曲もありで、
個人的にはニンマリ。まぁココまで来ると洗練というべきか単純というべきか迷う。
展開を無視して強引にブチ切るメロディに惚れたw曲中に切るから一瞬終わった!?と思ったりw
終わり方でもフェードアウトほとんど使わねぇもんな。
そしてそのサウンドに乗るVo.がまた実に曲者。
この、一聴しただけでは決してその魅力は推し量れないVo.ジュリアンのあまりに強いカリスマ性。
The StrokesがThe Strokesたり得る為に決して欠かせないクセの強いVo.。
逆にThe Strokesで無かったら活かされることもなかったであろうVo.。
一言、気怠さの美学。センスあるカオス。
初めて俺が聴いたときも、決して好みのVo.では無かったし、何より割とヘタレVo.。
彼らと出会ったとき、俺の中でエモロックが流行中だったのもあり、余り受け入れられない声だったんですが、
後々この独特の世界観を作るVo.の声に惹きつけられてしまったわけで。
ただ好き嫌いのハッキリ分かれるVo.だし、USロックファンよりUKロックファンが馴染み易いのも事実。
シンプルすぎるから今の時代光ってるし、クセが強すぎるから今の時代に通用する。
現代が求め焦がれるロックスタイルの一つだと断言できるはず(´・ω・`)b