高崎武大のこんな騎手情報局 -8ページ目

【うれしい復縁】

【うれしい復縁】
先週美浦から風の便りで、「典ちゃん藤沢さんとこの馬に乗るらしいよ」と聞いていたが、確かに今週2年ぶりに藤沢厩舎の手綱をとっているではないか! これは全面的な復縁なのか、一過性のものなのかは、典ちゃんに聞いてもたぶん「わからん」と言われそうだが、とにかく相当嬉しいだろうと思います。 あのダービー(ゼンノロブロイ2着)以降極度に落ち込んでいた姿を知る私としては、とにかく「良かったね。頑張れよ!」という気持ちで一杯です。

さて宝塚記念も終わり、競馬は本格的な夏モードに入りました。当サイトも今週と来週の2週間は、日曜日の重賞及びメインレースのみを無料公開いたします。

【臭い話題の品とは?】

【臭い話題の品とは?】
朝から臭う。それもあの独特の臭いが…。「誰か焼肉行ったなぁ?」と思っていたら、一人ではなく複数人から臭うのだ。 私が「どっかの勝祝いでもあったの?」と聞いたら、「特にありませんよ」と返してきた某騎手。しかしどうしても臭いの原因(犯人?)をつきとめたくて、あちらこちらで聴取してみたら、いま夏バテしないように“にんにく注射”を馬にも人にも使っていると判明。 最近はジャイアンツ清原選手が使っているという噂で、栗東でも巷でも大変人気が高まっているそうですが、周囲が臭いの影響で弱りそうですわ(笑) 

【宝塚特捜最前線③】

【宝塚特捜最前線③】
*有力馬HOT情報*
枠順が発表された本日午後のトレセン投票場では、その確定した枠順を眺めながら、関係者のいろんな声が聴けて楽しかったですよ。
特にタップダンスシチーの大外枠15番というのには、賛否両論あるようで大変盛り上がりました。 宝塚記念には乗り馬がないある騎手(匿名希望)の意見によると、「哲さんはコスモバルクさえ近くにいなきゃって言うてましたから、この走りやすい枠ってのは最高でしょ!デキもエエ感じやから仕方ないんちゃう?」と言えば、コスモバルク陣営からは「千葉さんには2番手でって、今回の作戦を考えていたんだけど、香港のマイルを使った事と、阪神の1周目ゴール前の坂で間違いなく掛かってしまうだろうね?ハナを叩いてくれる速い馬がいればなんとか制御出来るかも知れないけど、とにかく先週土曜日にココ(栗東)に来てからも、気合いが入りすぎているのがねえ~?体は最高に良くなってるんだけどね。まあ暮れの有馬記念の時は、馬にも覇気がなくて全然行けなかったけど、今の体調の良さと気性なら間違いなく前でやり合う競馬になるだろうから、案外差し馬に有利になるんじゃねえか?」とご愛敬程度馬券のヒントと相変わらずの気性に手を焼いているご様子を話して下さいました。
その他の陣営からも、たくさんお話を頂戴したのですが、総合すると今回も展開の鍵を握っているのは、コスモバルクと言って間違いないようです。

《注目馬》
リンカーン(☆☆☆☆)
ここ数走見せていた窮屈感がなくなっている。3歳の秋以来の躍動感溢れるダイナミックな走りっぷりは、大仕事まで予感させる。春G1戦線大当たりの福永Jというのも心強い!

ハーツクライ(☆☆☆☆☆)
2強よりも更に目立った中間のデキ。体全体がまるでビロードのように薄くまたピンと張りつめている。そして何より木曜坂路での素晴らしい動きは、キレとパワーともに文句なし。先行勢が早めに勝負所で競る競馬になれば、今のこの馬になら願ってもない展開と言える。今年の宝塚記念大注目の一頭です!!

【宝塚特捜最前線②】

【宝塚特捜最前線②】
東西横綱の追いきりが昨日終わり、残るは今から坂路を駆け上がってくる馬で、宝塚記念の追いきりは全て終わりとなる。(ただいま坂路スタンドに待機中)
しかし昨日の共同会見では、佐藤哲騎手だけがインタビューに出ると聞いていたのですが、あまりの自信からなのか、佐々木師(ラッパ)まで加わっての大変楽しく賑やかな会見となりました。 確かに8歳という年齢は気になるが、師曰く「うちの4歳にはタップより老けた4歳もいるんだ。タップは全てにおいてまだまだ若いから、心配は本当に何もないんです。」と言い切られてました。 
タップの仕上がりに関しては、今のところ心配はなさそうですが、私は土曜早朝まで徹底マークで取材に励むつもりです。

【宝塚特捜最前線①】

【宝塚特捜最前線①】
ただいま朝の調教中、先程までパラついていた雨も、今はあがって曇天の下で追いきりが行なわれています。
先週お伝え致しました通り、かなりの(約半数)調教師さんが函館や札幌に向かわれているようで、グランプリウィークとはいえ、やはり暮れの有馬記念とは雰囲気からして大違いです。
しかし宝塚記念へ向かう調教師さん達は、今朝はどうもピリピリムードで、2階の調教師席まで取材にきた記者連中に対して「共同会見までってよ!」と普段温厚で有名なあの調教師さんでさえも、随分緊張なさってるんですね~。

明日にも追いきられる馬がいるため、詳しい馬の状態などにつきましては、次回書き込みいたします。

【ご機嫌斜めな騎手?】

【ご機嫌斜めな騎手?】
人間なら誰しも機嫌の悪い時があってあたりまえである。 私はわりと気長なタイプだと周囲から言われるが、それは溜まったストレスや怒りを、「書く」ことで紛らわせているからだけだと思うのです。
そんな私が愚痴めいてここに書くということは?…心中お察しください。

先週の土日阪神競馬では、著書でも幾度となく登場していただいたブチギレルS騎手(T騎手)が、異常なほどに不機嫌で、周囲にあたり散らすは、ブチギレ倒すはで、餌食となった若手騎手や地方騎手が、あまりにも不憫で書いてしまいました。 S騎手が乗るほぼ毎レースで、周囲に罵声をあびせたり、進路を閉めたり、ゲートで大声をあげたりと本当に最低な行為をやり続けたのだ。被害にあった若手騎手などは、思わず悔しさと誰にも言っていけない情けなさに涙していた程である。 自らの機嫌(腹の虫)しだいで、周囲に迷惑をかけるような騎手が乗るようなレースが、ファンに対しても騎手同士に対しても、本当に公正競馬なのか?と問いたいのだ(怒)

【北からの便り】

【北からの便り】
週頭から函館へ移動した騎手達と、昨夜電話で話し込みました。
「涼しいし美味いし」と定番の声が多い中、「夜遊びスイッチが入ってしまいました!」とテンから早くも夜のレースで大活躍している模様のアノ有力騎手まで、涼しいが何やら熱い函館競馬にも注目しましょう。
さて日曜阪神の重賞プロキオンSには、「楽しみな馬がいる」とのことで、一時函館から帰ってくる秋山騎手も、念願のイカをたらふく食べられたんでしょうね(笑) 昨年は“イカ食べたい発作”が起こってましたから、その欲望を満たされたであろう秋山騎手に注目しちゃいましょうか!?

【またも園田へ馬券ツアー?】

【またも園田へ馬券ツアー?】
昨日(火曜日)の調教後、園田競馬場へ数人の騎手と出掛けてきました。 9レースに行われた中央交流競走に乗る騎手達の応援とは立て前だけで、到着直後の6Rから皆馬券に必至でした。私も彼等に負けじと、8Rにド~ンと1点勝負(田中&岩田)して、思わぬボーナスをゲッツ!しました。 しかしさすがに騎手は金持ちですねえ・・1レースに賭ける単位が違いますよ~?ド本命戦馬単200円の配当に50万円1点勝負してました。(ルンルンで帯封お持ち帰りでした)
さてその園田競馬所属の天才モンキー、いやいや天才ジョッキー岩田騎手の今後が注目されておりますが、どうやら現段階では関東(美浦)への移籍が濃厚となっているようです。一時は「不義理は出来ない!」と関西(栗東)へ留まる方針でしたが、彼の中では“リーディング”という大きな目標を達成するために、関西よりも関東と感じているからなのでしょうか?

【梅雨入り間近で大忙し?】

【梅雨入り間近で大忙し?】

トレセン内で木曜日に一番忙しそうなのは、鉄屋(装蹄師)さんではないでしょうか? 朝の調教が終わる頃に、厩舎区のあちこちから“カンカン”“キンキン”という音が絶え間なく聞こえてきます。 まして今日は栗東も真夏日に手が届きそうなぐらい暑い一日であり、鉄屋さんは大汗を掻きながらの作業となっておられました。競馬を支えている大事な裏方さん…本当にご苦労さまです。
さてその鉄屋さんからの情報で、「梅雨入りに備えて、雨馬場で力を発揮する特殊鉄を今週は数頭に履かせたんや!一雨くりゃ最高やねんけどなぁ~」となかなか知り得ない情報をキャッチする事に成功致しました。
確かに鉄を見比べた時に、普段の鉄よりは多少重く、さらに溝が深く造られているのも、一見すれば誰でもわかる。過去の成功例からもK本装蹄師には、特殊鉄に相当自信があられるようです。

【今夜は皆でジャパン応援団】

【今夜は皆でジャパン応援団】
朝の調教時から、今夜行われる北朝鮮戦の話題でもちきりだった栗東トレセン。 サッカー大好きな若手騎手達は、心ここにあらずって感じで、テキに「こら!!しっかりやらんか(怒)」と怒鳴られる始末。 結局ダービーも終わり、春のG1戦線も一段落した現状では、気を抜くなと言っても、私の周囲でも相当数の方々が“ガス抜け君”になっていますから、騎手とはいえ無理もありませんね。 特に今年のような強い馬が(2冠馬)出現したとなれば、そのガス抜け度合いは半端じゃないみたいです。

さて、私はつい先程まで某厩舎の大仲で、騎手数名と厩舎関係者の方々とで、日本代表を一緒に応援させていただきました。
後半柳沢選手のゴール時には、厩では騒いでは行けないとわかりながらも、皆で歓喜の抱擁をしてしまいました。 そして終了間際の大黒選手のゴールには、思わず外へ走り出して喜びを表す輩まで・・・?(近所迷惑を考えずに)
これで日本のワールドカップ行きは決定となったわけですが、とにかく選手の皆様、そして待ち侘びた我々サポーターの皆様方、本当におめでとうございます。