前回の続きです♪

それでは、どうぞ!!




「私の名前はエリーゼです…宜しくね…」


『エリーゼ』…珍しい名前だな…。


「さぁ、此方にいらっしゃい…貴方に見せたい物があるので…」



そう言って、エリーゼさんは―コツ コツ…― と、音をたてて、真暗闇の部屋の中に入って行った。

私も慌てて後を追って部屋の中に入った。



「え?!」



私は思わず息を飲んだ。

其処は、お姫様が暮すような豪華な部屋…。

シャンデリアが部屋全体に明かりを照らしだしていていた。

絨毯は…真っ白だけど…所々赤く染まっている。

まるで…血の色みたい…。



「さぁ、この椅子に座って」


「あっ、はい…」



私は言われるが儘に、用意されていた椅子に腰を掛けた。

…何が…始まるんだろ…。



「これから操り人形の劇をするから…そこで見ててくれるかしら?」


「あっ、は、はい…」



クスッ と、笑って、エリーゼさんは隣にあった、大きな赤い箱みたいなのを取り出した。

そして、その場で拡げた瞬間…



「きゃあぁ?!!」



その中にあったのは…まるで本物の人間みたいな…着させている服は所々で赤く染まっていて…

今、私が踏んでいる絨毯みたいだった。



「私が作ったの…どう?リアルでしょう?」


「り、リアル過ぎませんか…?」


「いいえ…まだリアル感が足りないわ…」



そう言ってエリーゼさんは、私の前にゆっくりと歩みよって来た。



「…あ、あの…?」


「貴方なら…きっと良い人形が作れるわ」



そう言ったエリーゼさんは私の頬をそっと撫でた。

…冷たい…まるで、死体みたい。



「私の作品の一部分になってくれるかしら?」



あっ…やっと理解した…。

この絨毯の所々に付いた染みも…あの人間みたいな人形も…


―…全部………―



「…はい」



……グシャッ!…―



―此処は、森の奥にある操り人形劇劇場…―

今日もまた、彼女の作品が一つ増るのだった…。




操り人形終わりです♪

少しグロテスクにしてみました!

次回をお楽しみにーノノ

夜の森は、不気味で怖い…。

そんな夜の森に私は迷ってしまった。

途轍もなく不安で、帰れるかすら分からない…。

そんな状況の中、森の奥に一家の古い屋敷を見つけた。

私は取敢えず、その屋敷の中に入ってみることにした。

―ギイッ― と、音をたてながら、扉を開けた。

中は静まり返っていて、人が居る気配すらない。

…とっ、そのときに誰かが来る足音が暗闇の中、不気味に響き渡った。

―コツ…コツ…― 一歩づつ、近ず居てくる足音…

体がビクッ、と震える。

そこえやって来た人は…



「いらっしゃいませ…」



そこに立っていたのは一人の女の子。

ラピスラズリ色の奇麗な瞳に、金髪のフワフワな髪の毛。

フランス人形のようなその子は、きっと誰が見ても「美しい」と、言うだろう。



「琥珀亜美(こはくつぐみ)さんですね」


「え?!な、何で…私の名前を?」



女の人はクスッと笑った。

まるで…この世の全てを嘲笑うかのように…。





続きはまた…。

それではコメントお待ちしておりますノノ