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原作を読んでないので、あそこが違う、ここが違うということは言及できないのですが
自分が天才だと思い込んでいる主人公が、高利貸しの老婆を殺したあと
どんどんドツボにはまっていく倒叙ミステリーです。
最後は綺麗にまとまっています。
ただの文章を漫画にしただけではないのがクライマックスの部分。
お話を変えずに絵は現代社会にしてあったりして
「このお話を現代に照らし合わせると、こういう教訓が役立つんだ」というのが
ひとめで分かるようになってるあたりは、考えたな。と思います。
「まんがで読破」シリーズは誰が漫画を描いたかが表記されてないのですが
この「罪と罰」は、細野不二彦にちょっと絵が似てるかな?
そんなにクセのある絵ではないですし、読みやすいと思います。
あちこち別の本を読みながらなので、読了まで時間はかかりましたが
この本だけだとトータル30分もかかってないと思います。