インターナショナルスクールは
とにかくイベントが多い。先日も
絵本をモチーフにコスチュームを作り
皆でパレードするというイベントがあった。
慌てて材料を買いに走り、取り急ぎ
作ってみた。そう。私は裁縫もできない。
苦手なんです^^;エヘと言うレベルではなくて
末梢神経が壊れているのかと思うほど不器用。
あれは結婚当初、主人にワイシャツの
ボタンが取れたと渡された。その頃の
初々しい私は「できない」といえなくて
数時間かけてボタンをつけた。
Yシャツの袖は針の穴だらけになった。
さらに赤い点々がついた。そう。
ボタン一つ付けるのに数十回指を刺した。
主人にバレないよう必死で洗った。
ばれていた。_| ̄|○
主人は袖を2度見した。
こめかみがピクッとなり
「ありがとう」の声が小さかった。
あのYシャツは高かった。。。。。
それ以降一度も裁縫を頼まれたことはない。
そんなことはどうでもいい。
今回取り急ぎ作ったものを同じマンションの
同じクラスのママ友に見せた。
彼女は言った。「これはまずい」
そういいながらテキパキとなおしてくれた。
そして出来上がったビフォーアフター。
息子はほっと胸をなでおろしていた。
ビフォー
⇩アフター
ママ友はいった。「あなたそれでよく
ウエディングドレスの会社してるね」
いつにもまして歯切れがいい。
自分でもよく15年続いてると思う。
たまたま私の案を形にしてくれる人達に
出会えたから。それだけだった。
今でもふさわしいと思えない。
同業者にも散々言われた。でも
私が常々思っているのは・・
ふさわしいかどうか決めるのは
同業者ではなくて
自分でもなくて
お客さんじゃないかなぁ。。。。。
商売ってそういう事じゃないのかな。
漠然とだけど、そう思っていた。
だから私が選んだ事は
ふさわしい人になるように頑張る事ではなく、
ふさわしくないままでもやっていいんだよと
自分に許可を与え続ける事だった。
私は自分がふさわしい人間になるために
エネルギーは使わなかった。
ふさわしくなることより、花嫁さんが何を
望んでいるのか知りたかった。
10年以上現場に立った。
そちらに全エネルギーを使った。
その試着室の中でのお客さんとのやりとりから
一生に一度の(か2度か3度かetc)晴れの日に
何が必要なのかだけを考え続けた。
そしてデザインを変え続けて今の形ができた。
商売に関しては偉そうな事は言えない。
でもいつも感じることは
フォーカスは自分より
お客様の心の方がいい。
何千人もの花嫁さんに
ドレスを着ていただいた。
2年前から一般の方への販売は終了し
企業への卸し専門になった。
いまでもお客様から届いた
数え切れないほどのお手紙。お写真。
私とウエディングスタッフの宝物です。
だからこの商売、、、やってよかった。
それが今の感想です(^^)
今日もブログをお読みくださり
ありがとうございます。
あなたが今日も
幸せでありますように。
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