会社の隣に期間限定の
アマゾンバーが出来ていました。
弊社のライバルはアマゾンプライムです（笑）
商品は受注後２４時間以内に発送します（笑）
ご自宅のポストに届くのはそれから2−３日後💧
さて、先日の質問「なぜ結婚もしていて
子供がいて５つも事業してるのに
新しい事を手がける事ができるのか？」
のご質問にお答えしている二回目。
「無人事業法則」とは？
これはビジネスには
とても有効ですが
激しい内容なので
恐々・・書きました（笑）
できれば
「あの会社 長く続くよね」
「あの会社 誰も辞めないね」
「あの会社 皆仲がイイよね」
というイメージのままいきたかった・・・。
ーーーーーーーーー
とはいえ、「事実」をお伝えしたいので
「アシェル（弊社）の場合はこうだ」という
実例をかきます。
３部完結なので一回目のこの記事を
お読みいただけたら嬉しいです。
「無人事業法則」とは簡単に言うと
私がいなくても特定の誰かに頼らなくても
回る事業の法則のことです。
これは起業して
５年目か６年目にあった
ある出来事がきっかけでした。
その頃の私は全国に７拠点。
独身で２４時間仕事に捧げ
毎日のように各店舗を回り
毎月のように上海にあるドレス工場に行き
ある意味充実を感じ
ある意味限界を感じていました。
そんな時、ある社長の死をきっかけに
残された家族と社員の大変さを
目の当たりにしました。
その時わたしは怖くて
たまらなくなりました。
とにかく「生きる」
私が「幸せに生きる」
そのためになら会社はやめてもいい。
それが自分へ初めて出した「許可」でした。
それまでは、
父亡き後の家族を守る事
従業員と従業員の家族を守る事
恥ずかしくない会社にする事
そんな事を勝手に背負い
走り回っていました。
自分の心なんて意識する暇もなかったです。
けれど、不思議な事にその「許可」をした後
結婚が決まり、主人の転勤にともない
関西の全ての拠点を手放す流れになりました。
必要としている人がいる拠点は
潰さずに譲り、雇用条件や給与
商品代金やレッスン費など３年間の固定
を条件に明け渡しました。
「私がいなきゃダメ」
「私が見なきゃダメ」
「私がしなきゃダメ」
と思っていたものは全て思い込みで
私がいなくてもどこもみな順調に
回っておりました。寂しかったです。
でもそれが現実だなぁと感じました。
人はみな自分の人生の主役なので
自分の人生の責任を取ればいい。
従業員であっても親兄弟であっても。
それは冷たいようで「信じる」ことなんです。
わたしはその後、銀座で拠点を構え
一からスクールとドレスの商売を
始めましたが・・・以前と決定的に違うのは
最初から「私がいなくても回る形」
が可能なものだけ手がける。と決めました。
最初から「守れる約束」だけ
すると決めました。
無理に全員を正社員にもしないし
（現在弊社正社員は３名だけ）
以外は全てが売上に応じての報酬制です。
それを納得してくれている人とだけ
そして弊社が提供したいサービスを
提供できる人とだけ働いています。
なので会社全体の飲み会も年1度くらい。
社員以外のミーティングも年１度くらい。
年賀状のやり取りもなし。
お誕生日のどうのこうのも無し。
好きな時に出勤してよくて
好きな時に好きなだけ休んでいい。
辞めるのも自由。続けるのも自由。
無理を強いません。
どうしてそれが可能か。
その事業を始める時から
「私がいなくてもいい」形にしています。
「特定の人に依らない」形にしています。
「頼らない」で「信じてる」だけです。
結局、任せないと広がらないのです。
でもそのためにとてもとても大事な事は
「前提」です。どういうことかというと、、
今までなんどか裏切られました。
でもそれはその人の問題で
「裏切られる自分」ではないということです。
会社が上手くいく、いかないは
自分の価値とは関係ない
という事です。
ここが明確だと
裏切られてもさほど落ち込みません。
生徒様への謝罪など、できる最善をするのみです。
そして残された人を疑ったりもしません。
これがビジネスを始める時に
何よりも何よりも何よりも大切な
大前提だと信じています。
会社を百回潰してもあなたの価値は
「素晴らしい」んです。
会社で何百億儲けても
上場しても正社員が何千人いても
会社が大きな賞を受賞しても
あなたの大切な人と
笑い合っていられないなら
あなたが「幸せ」と感じていられないなら
世界中を手に入れても意味はないのです。
あなたがどんなに成功しても
人から見たらただの「他人の成功」です。
あなたがどんなにしくじっても
人から見たらただの「他人の失敗」です。
だから私は
自分と自分の家族が笑えなくなったら
会社は辞めます。できる人に託します。
その託す人もすでに決めた上で経営しています。
それが私のできる約束で
守れる最善です。
無人事業法則とは
「働きやすい環境を作り信じて任せる」
それで潰れたら？なぜか考えて
また一からつくる。だけ。
次に手がける「着痩せワンピース専門店」
これももう引き継ぎたい人を思い描いています。
長々と書きましたが
「その事業がうまくいくいかない」は
「自分の価値にはなんら関係ない」
という前提が「任せる」「信じる」
ことにつながるというお話でした。
余談ですが
それほど放牧状態ですが
今の所、誰も辞めずどの事業も黒字です。
そして自分だけは
自分を裏切らないと決めたら
裏切られる事はほぼゼロになりました。
自分は自分を幸せにすると決めたら
仕事では繋がりのなくなった昔の従業員とさえ
今も家族のように仲良くさせてもらってます。
答えになったのかどうか
若干不安ですが
これからも自分と人を信じて
信じてくれる人と共にコツコツ進みたいです。
信じあえる人とだけ生きていけばいいのです。
そしてそれが変わる時もあるのです。
それが人生です。と思っています。（笑）
何よりも「あなたが「今」幸せであること」
それが「何をする・しない」より神様が望んでる
ということ、これが真実だと思います。
女性視点での経営のいち意見です。
男性の事はわかりません。（笑）
長い長いブログをお読みくださり
ありがとうございました。
あなたがどうぞ今日も
幸せでありますように。
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