という方が、先日、患者さんとして来院されました。

 

会社を不本意で辞めることになったという。

 

お話をしているうちに、自分が鍼灸師になろう(学校に行こう)と

決めたときの状況に少し似てるかなぁ…と、15年前を思い出した。

 

あの頃より鍼灸師になるための勉強が出来る学校はいっぱい増えた。

だから、国家資格受験者が増えて鍼灸師も増えた。

そして、鍼灸院も増えた。

 

鍼灸師という仕事、私は素晴らしいと思っている!

が、人には積極的に勧められない。

だって、鍼灸師は増えてるけど

鍼灸治療を受ける人は増えてない(需要と供給が合ってない)から。

 

まあ鍼灸師が需要の開拓(鍼灸施術の普及活動)を

工夫してないとも言えるのだけど(~_~;)

 

やんわりとはっきり「厳しいよ」「でも、選ぶのは本人だから」と伝えた。

 

とても強気でヤル気に満ちた方だったので、

きっと4月から学校にいくんだろうなぁ…と感じた。

 

しかし、今から願書取り寄せて提出して間に合うところってあるのかしら…と

人事なんだけど気になっている私です。