玉ノ木の千本桂
拙宅の目の前にロープウェイ一基、距離二三百メートル位の小さなスキー場がある。そのゲレンデの中央に推定伝承樹齢400年 高さ15m 幹囲9,8mの大カツラがそびえ立っている。実はその桂の木を知ったのはゲレンデに足を踏み入れた先ほどのことだ。ずいぶん大きな木があるなぁとは思ってはいたが、スキー場をネットで検索したらこの大カツラのことが紹介されていて驚いた次第である。※人里の巨木たち参照。このスキー場はうちの親父の小さい頃からあるらしく、現に滑っていたそうである。これだけ草深い山の中に住んでいて、樹齢何百年という木は山の中に行けば別だが、なかなか珍しい。近くの住吉の大杉は樹齢300年以上もあるそうだ。江戸の初期から生きている大カツラ。とんでもない生命力である。