みなさまこんにちはガーベラ

山梨県甲府市にあります

ナチュラルセラピーサロン&スクールの

ハンナですピンク薔薇

 

記事が前後しますが

大阪滞在中のお出かけ記事

 

怒涛の一日目の反省から

翌日は少しのんびりと過ごそうと奈良方面へ

 

まずは初めて訪れる薬師寺へ




雨模様のお天気もあり

予想通り観光客もまばら


(ボタンが綺麗でした)

到着してちょうど、講和が始まっていたので

早速私たちも参加しました

 

その中で

「健康」についてのお話があり

もともとこの言葉は4文字で

「健体康心」

からだとこころについて健康であれ、、

というような

意味だそうですが(多分そうだった気がする)

この「心」とは

今でいう精神的不調ではなく

三毒:怒り 貪り 妬み

を意味するそうです

(西遊記の孫悟空・猪八戒・沙悟浄がまさにそれ)

 

なるほど、、、と感心しながら

そのあとお寺の販売所で色々と買いたくなってしまった私は

まだまだ「心」の修業が足りない、、、

 

小雨のぱらつく中

静かな街並みを歩きながら

次の目的地唐招提寺へ


本当に静かな町並み


久しぶりのニシンそば!大好き!

唐招提寺

 

こちらは自然体のお庭が素晴らしく

雨で緑が色濃く出ていたのが印象的でした





素朴な敷地内の木々たちを眺めながら

奥までたどり着くと

小さな薬草園がありました



ここでは生薬に使われている植物たちが

ひっそりと佇んでいました

 

クローバージャノヒゲ

学名:Ophiopogon japonicus

科名:キジカクシ科



麦門冬(バクモンドウ)といった方がわかる方がいるかもしれません

咳が止まらないときに処方される漢方、麦門冬湯の生薬です

根の部分を使用します

ステロイド配糖体のオフィオポゴニンなどの成分を含み、

鎮咳や去痰作用があります

葉の形から、蛇のヒゲ、竜のヒゲとも呼ばれています

名前の由来は能面の翁の髭を尉(じょう)の髭といい、

それが転訛してジョウノヒゲからジャノヒゲになったそうです

わたしも以前、咳が出るときに飲むことがありましたが

味が美味しく(?)私的にはとても飲みやすい漢方薬です

 

クローバーマオウ

学名:Ephedra sinica

科名:マオウ科


アルカロイドのエフェドリンの

気管支拡張作用から

咳を鎮める作用があり

また熱を下げる、発汗、などの効果も期待できます

この生薬が含まれる漢方薬は

葛根湯が有名です

また同じく花粉症の時期などのアレルギー症状が出た時に

よく使われる小青竜湯他、多くの漢方薬に使われています

わたしはたちの悪い風邪のひき始めを感じたら

すぐに葛根湯を服用します

とても体質に合うようで

たいてい2~3回服用するとすっと治っていくのを感じます

 

 

クローバーオウゴン

学名:Scutellaria baicalensis

科名:シソ科



黄芩

和名はコガネバナ

小さな紫色の花を咲かせますが、根が黄金色のため「オウゴン」と呼ばれます

バイカリンという成分があり

緩下、利尿作用があるといわれています

こちらも多くの漢方薬に配合されていて

代表的なものは黄連解毒湯、小柴胡湯などです

どちらも心療内科の現場でよく耳にする漢方です

実は昔飼っていた犬(ゴールデンレトリバー)の皮膚治療に

病院から処方されていた黄連解毒湯

熱をとったりイライラを鎮めるなどの効能があったのですが

獣医さんに聞いたところ

犬の皮膚病にもよく使うとのことでした

うちの犬にはとてもよくあう漢方で

特に耳の中のただれには効果てきめんでした

(ただし、他の犬には効果なかったのでやっぱり体質もあるのでしょうね)

 

クローバーサイコ

学名:Bupleurum falcatum

科名:セリ科



静岡県の三島で良質のサイコがとれたそうなので

ミシマサイコとも呼ばれます

こちらも多くの漢方薬に配合されていると思いますが

胃腸の不調、神経衰弱など効果があるようで

滋養強壮や精神的な不調の改善の漢方にも配合されています

加味逍遙散は聞いたことあるのではないでしょうか?

 

その他薬草園にあった植物を簡単にご紹介

 

クローバーウイキョウ

学名:Foeniculum vulgare

科名:セリ科



フェンネルといえばわかりやすいですね

精油でもよく使う植物でアネトールが特徴的な成分です

いわゆる芳香健胃薬で、お腹のガスを排出する駆風作用や去痰作用が

あります

セリ科の植物は、体内のデトックス作用に期待できます

 

クローバータンジン

学名:Salvia miltiorrhiza

科名:シソ科


薬用部位は根で、丹参(タンジン)と呼ばれます

色が赤く、太くなるため、「赤い人参」という意味で

この名前が付けられたと考えられるそうです

血の滞りからくる不調の改善に使用されます

 

クローバーイブキジャコウソウ

学名:Thymus quinquecostatus

科名:シソ科



いわゆるタイムの一種ですが、

タチジャコウソウと言われるタイムの方が

メディカルハーブとして活用されているのではないでしょうか

効能としては

発汗、収れん、利尿、強壮作用 痰、咳、風邪、頭痛など

中国原産の変種のようですが、日本に自生する唯一の種類なので

「日本のタイム」と呼ばれているそうです

伊吹山に多く分布し、植物全体に麝香のような香りがあることから

ジャコウソウと呼ばれるそうで、別名、「ヒャクリコウ(百里香)」

 

クローバーシラン

学名:Bletilla striata

科名:ラン科



紫色の花をつけるラン科の植物であることから

「紫ラン」と呼ばれるようになったそうです

止血や擦り傷、あかぎれなどに効果があるそうです

 

本当に小さな薬草園で

これからさらに広がっていくような感じ

 

静かにゆっくりと過ごすこの日の観光







 

で、終わると思いきや

 

まだまだ心の健康が足りないわたし

 

まだいける!

 

と、電車に乗って

興福寺、東大寺、東大寺二月堂と

ザ・観光地も堪能したのでした

 

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