みなさまこんにちは
山梨県甲府市にあります
ナチュラルセラピーサロン&スクールの
ハンナです
今日は生徒さんたちに人気のハーブウォーターをご紹介します
ハーブウォーターとは?
イドロラ、ハイドロゾル、芳香蒸留水、フローラルウォーターなど
色々呼び方もありますが
植物から水蒸気蒸留法でとられたハーブの有効成分を含む
蒸留水
通常は芳香植物から精油を採る時に
同時にえられるお水です
芳香植物(香りの成分を多く持つ)からとれる
芳香蒸留水もありますが
香りの成分は少ないが、水溶性の有効な成分を含む
薬用植物から得られるハーブウォーターもたくさんあります
ハンナのブログでも
ヤグルマギクのハーブウォーターは何回かご紹介していますが
花粉症時期の目のケアにもおすすめですし
美白効果も期待できそう
この時期、雑草のようにあちこちで咲いているのを
見かけることがあるかもしれませんが
この精油が欲しいくらい控えめなさわやかさが楽しめる
素晴らしいウォーターです
さて、今日ご紹介するのは
リンデンウォーター
リンデン(西洋ボダイジュ)
学名:Tilia platyphyllos
科名:シナノキ科
原産国:フランス
抽出部位:葉・花
pH:4.3~4.6
芳香成分:ファルネソール
ハート形の柔らかい葉をもち
フラボノイドハーブの代表です
樹高が30メートル位になり
鎮静作用、発汗作用、利尿作用があることから
ハーブティとしておすすめです
香りは優しい甘さで心が落ち着きます
オレンジフラワーとのブレンドが有名で
ぜひ試していただきたい
新鮮なハーブウォーターでシロップを作るのもおすすめです
フラボノイド配糖体のルチン、ティリロシド、ヒペロシドを含み
粘液質のアラビノガラクタンもあるので
呼吸器系の不調にもおすすめです
16世紀に仏のアンリ4世が道路や街中に植えて
収穫後は健康目的に利用したそうです
そのためか、チュルリー公園やノートルダム大聖堂の裏の公園など
パリでは多く目につくそうです
ハーブウォーターの活用方法としては
この香りの素晴らしさから
ルームスプレーはいかがでしょうか
ストレスや不安を和らげてくれるでしょう
また副鼻腔炎の時などは
クレイパックの水分の15%位をリンデンウォーターに変えて
鼻腔周りにパックをして
膿を含んだ鼻汁を出すというやり方も
さらに、皮膚の痒みを和らげてくれるので
花粉症のこの時期に化粧水として使うのもおすすめ
収斂作用と抗酸化作用のあるハマメリスのハーブウォーターと
ブレンドしてもよいですね
粘液質やタンニンの作用で、シワや
お肌のくすみにも期待できそうです
実はこのリンデン
この春からハンナのお庭に移植します
今はマンションのベランダで頑張って葉を茂らせていますが
地植えにしたら
ぐんぐん育ちそう
(私が生きている間にどのくらい成長するのだろうか)
とにかくこのリンデンフラワーを収穫できることが
ハンナのここ数年の夢になっています
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