先日、主治医の診察を受けてきました。
今回のメインはCAPTEMを再開するか、次のPRRTまで中断するか主治医と相談することでした。
主治医は今はPRRTが効いているから、CAPTEMを無理に使って白血球などが下がって治療ができなくなるよりは休薬した方がいいけど、PRRTしている病院からのデータが不足していたので決めかねていました。
そこで急遽CTを撮ることに。
その日はたまたま空きがあったため造影CT撮ってすぐに再診察を受けれました。
部屋に入ると、何故か先生が肺の画面をじっくり見ていました。
肺に転移!?
私も画面をじっくり見ることに。。。
「ここら辺が怪しいな~。ん~」と言われ、妻はドキドキの様子で見ていました。
「いや、やっぱり血管かな?」
「ちょっと前の画像と比較してみます。。。たぶん血管で間違いないね。一応ほかの先生(画像診断の専門家?)とも再確認しておきますね」
私はホッとしましたが、妻は目が点になっていました。心臓が止まりそうなくらいショックだったようです。
肺の話が終わると、肝臓の画像へ。
「SRS陽性のところは若干小さくなっている。SRS陰性のところは見えなくなってる??消えちゃったかな?」
CAMTEMやってなかったのに消えちゃった?と思いましたが、良く見返すとまだありました。プラス、新しい小さいものがあるようにも見えました。
ただし、前からあるものはほぼ同じか、若干小さくなっているようです。
これなら今はCAPTEM休薬して大丈夫だということになり、結局次のPRRTまでやらないことにしました。
結果オーライでした。
もう一つの話題はヒストトリプシー(Histotripsy)です。
日本ではまだ治験もやってないと思うので関係ないかもしれませんが、有望な治療のようです。
実際、米国食品医薬品局(FDA)が最近、神経内分泌腫瘍を含む肝臓の腫瘍を治療するためのこの新しい技術を認可しています。
すごく簡単に言うと、超音波を使って体内にキャビテーション(気泡)を発生させてガンを攻撃するものです。ハイパーサーミアやHIFU(ハイフ)とは異なるものです。
アメリカでは、17,500ドル(300万円弱)で出来るらしいです。(最近12,500ドル⇒17,500ドルに値上げされたとのこと)
私のような、資産もない平凡以下のサラリーマンには無理な話ですが、全て自費でも行ける方には朗報かもしれません。
なので一応紹介させていただきました。
ヒストトリプシーの基本情報
FDA認可の内容