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東日本大震災で、養殖施設のほとんどが被害を受けた宮城県気仙沼市唐桑町で7日、カキの養殖作業が再開した。震災後、宮城県内で本格的なカキ養殖が始まるのは初めて。
地元の養殖業者が、湾内に残った養殖施設を修理し、仮設の5基を用意。津波被害を免れた石巻市渡波の業者から、ホタテの貝殻に付着させた稚貝を仕入れた。7日は10人が漁船に乗り込み、宿舞根漁港沖の5基に、届いたばかりの稚貝約50基分をつるした。
今後、養殖施設を順次設置し、海中に沈んだがれきの撤去が終わる6月ごろに、仮設施設から稚貝を移す。唐桑のカキは、波が穏やかな湾内で1~2年かけてじっくりと成長させる。収穫は来年の秋ごろという。
35年にわたってカキ養殖を手掛ける気仙沼市唐桑町宿浦の畠山政則さん(56)は、昨年2月のチリ大地震津波でも大きな被害を受け、施設を作り直したばかりだったといい、「久々に海に戻れた。養殖をあきらめかけたこともあったが、再開できて感無量だ」と語った。
同町鮪立の村上喜(このむ)さん(43)も「復活に向けた第一歩が踏み出せた。本当にうれしい」と汗をぬぐった。
唐桑町では、今回の津波でカキの養殖施設約550基のほぼ全てが全壊したり、流失したりした。今後、用意できる施設の数は資材不足などから例年の3分の1程度にとどまる見込みという。
今回のカキは、カキ販売のインターネットサイトを運営するアイリンク(仙台市)が首都圏などから1口1万円でオーナーを募った。養殖業の復興を後押しする取り組みで、作業を見守った斎藤浩昭社長は「生産者を継続的に支援できるのが今回の制度。他の産地にも広げ、多くの支援を呼び掛けたい」と話した。
地元の養殖業者が、湾内に残った養殖施設を修理し、仮設の5基を用意。津波被害を免れた石巻市渡波の業者から、ホタテの貝殻に付着させた稚貝を仕入れた。7日は10人が漁船に乗り込み、宿舞根漁港沖の5基に、届いたばかりの稚貝約50基分をつるした。
今後、養殖施設を順次設置し、海中に沈んだがれきの撤去が終わる6月ごろに、仮設施設から稚貝を移す。唐桑のカキは、波が穏やかな湾内で1~2年かけてじっくりと成長させる。収穫は来年の秋ごろという。
35年にわたってカキ養殖を手掛ける気仙沼市唐桑町宿浦の畠山政則さん(56)は、昨年2月のチリ大地震津波でも大きな被害を受け、施設を作り直したばかりだったといい、「久々に海に戻れた。養殖をあきらめかけたこともあったが、再開できて感無量だ」と語った。
同町鮪立の村上喜(このむ)さん(43)も「復活に向けた第一歩が踏み出せた。本当にうれしい」と汗をぬぐった。
唐桑町では、今回の津波でカキの養殖施設約550基のほぼ全てが全壊したり、流失したりした。今後、用意できる施設の数は資材不足などから例年の3分の1程度にとどまる見込みという。
今回のカキは、カキ販売のインターネットサイトを運営するアイリンク(仙台市)が首都圏などから1口1万円でオーナーを募った。養殖業の復興を後押しする取り組みで、作業を見守った斎藤浩昭社長は「生産者を継続的に支援できるのが今回の制度。他の産地にも広げ、多くの支援を呼び掛けたい」と話した。
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