これはスピリチュアルでもなければ、不思議体験な話でもないですが
ギャグ漫画みたいにいろんな方が積み重なった出来事を綴っていきたいと思います。
ことの始まりは昼間の仕事が終わりお腹が減ったこと
その日は妙にハンバーグかステーキが食べたくなってしまい
足が向いた先は『いきなり!ステーキ』
150gの肉と大盛りのご飯、更にサラダとスープもセットで大盤振る舞い
食べすすめていくうちに大盛りのご飯が足りなくなったので、追加でおかわり出来るのを良いことに『大盛りご飯』を追加注文
お腹が満たされたので銀座のクラブ、夜のバイト先へと向かっていく
すると…
お店について早々
仲の良いおじいちゃまのお客様から「同伴するのでお寿司を食べよう!君の好きな日本酒も一緒に飲もう!」とご機嫌な電話が来た
ヤバい…
めちゃくちゃ嬉しいはずなのに…
めちゃくちゃタイミングが悪い
私のお腹は既にいきなりステーキで満杯になってる
だが
ここはお誘いいただいたからには行かないのは失礼だ
少しでもお寿司屋さんに向かう途中でお腹を空かせられないかとウォーキングをがんばる
お店に着くと既におじいちゃまがいる
次々と出てくる小鉢に盛られた前菜
ここまではまだ地味に入る
日本酒を飲んで
たくさん喋って
どうにかお腹を空かせたい
そんな中、追加で来るお刺身の盛り合わせ
そろそろ限界が…
おじいちゃまとしては美味しいものを食べさせてやりたい気持ちがあるのでどんどん進めてくる
その内あっという間に時間的にお店に帰らねばいけない時間に
おじいちゃまはもう少しご飯を食べてからお店に来るとのことなので、先にお寿司屋を後にしようとしたタイミングで
「お姉さん!お寿司まだだよね!!
フグのお寿司だけでも握ったから食べてきな
塩降ってるからそのまま食べれるよ!!!」
なんとカウンターから寿司屋の大将が手を伸ばしてフグの寿司を渡そうとしてきてくれてる
胃の許容量は120%を既に超えてる
背後にはおじいちゃま
目の前には寿司屋の大将
美味しいものを食べてほしい一心で握られたフグのお寿司
私には手に取って食べるしか選択肢がなかった
「美味しいです
ご馳走様でした!
⚪︎⚪︎さんあとで待ってますね!」
お腹が満腹過ぎてギリギリの精神の中これを言えた私は偉いと思う。
地下にある寿司屋
階段を上り並木を歩いてる最中
限界を超えた私の胃袋は勿体無いことに、銀座のど真ん中でフグをケロッてしまった
(1人っきりのタイミングでどうにかティッシュを出してその中に隠せたのが幸いだった)
誰1人悪くないのに、辛く苦しい思いをした数時間の出来事でした
愛が重いとはこのことか?