ジムニー改造男


外国人の元カレと良く通っていたご飯屋さんがありました。

店長お一人でされてて、こじんまりとしていますが、とても気さくな店長さんです。


元カレと別れてから一人でそのお店に行くようになり、元カレと別れた話しを店長に聞いて貰っていました。


すると店長さんがアラフォーの理容師Bさんを紹介してくれる事になりました。

Bさんは自分でお店を持っているから医者という事は気にしないと思うとの事で紹介してくれました。

ただ店長さん曰く、「ジムニーの女受けが悪い」と。


閉店間際でお店には私と店長さんしかおらず、その場でBさんに連絡を取ってくれました。


ハンズフリーで店長さんと私の3人でお話ししました。

そしてジムニーの話にもなります。

個人的にジムニーはありだったので、「ジムニーカッコ良いじゃないですか!」とお伝えします。


店長さんのアシストで、連絡先を交換し、一ヶ月後にご飯に行く約束まで話が進みました👏✨

その時に「ご飯食べに行くなら何系が良い」?と聞かれ、和食が良いと答えました。

「またお店考えといてあげてね〜」と店長さんからBさんに伝えてくれました。



その後、LINEでやり取りをします。しかし約束の日が近づいてもBさんからお店の提案がありません。

約束の日の数日前に、、、

Bさん「ご飯どこに行きますか?」。


あれ?最初にやり取りした時に希望のジャンル伝えたしお店探してくれたたのと私は思ってました、、。それに一番最初は向こうからお店提案して欲しかったなーと思ってしまいます。


私「お店探した方が良いですか?」

Bさん「はい、お願いします。」

私「何系が良いですか?」

Bさん和食は嫌いです。洋食系が良いです」



え!?和食が嫌い?!私がリクエストしたの和食だったよね。

だからお店探しもしてくれなかったのかもしれません。


お互いの仕事の都合上、日曜の夜に会う予定でした。向こうのお店が閉店してからなので20時です。

日曜の20時から入れるお店といえば居酒屋かファミレスしか思いつきません。

しかし和食が嫌いと言われたら居酒屋は選択肢から消えます。


洋食で入れるお店といえば、21時30閉店のインドカレー屋さんしか思いつかず、そこを提案します。


会う前のこのやり取りで、正直1時間半も話せば十分かなと思い、そして21時30に強制的に閉店で解散できるし良いなと考えます。

お店に駐車場もあるし、現地集合•現地解散できるし。


「20時に現地集合しましょう」と連絡します。


Bさん「〇〇に集合して、そこから一緒に車で向かいましょう」と。


Bさんの提案した集合場所は、私の家からだとカレー屋さんを通り過ぎて正反対の方向です。

ただでさえ閉店時間も早いのに、なんでわざわざお店を通りすぎて集合して、お店にいかないといけないんだ、とモヤっとしますプンプン

しかも食べ終わったらまた集合場所に戻り、そこら自分の家に帰る訳ですから時間もかかります。


しかしジムニーに乗せてくれる、という事ですし仕方ないと思い〇〇で待ち合わせする事にします。


ジムニーの女受けが悪いと言ってたけど、女の子はジムニーみたいないかついのは嫌いな人が多いのかな、と想像していました。


そして待ち望んでいたジムニーと対面の時がきます!!


え!!これジムニー???なんか私の思ってるジムニーより背が高い。


Bさんが運転席から、足台を持っておりてきます。



え!どういう事?!


そしてその足台が助手席のドア前にセットされます

Bさん「車高上げてるから、これ使って」


いやいや、、恥ずかしすぎでしょ。。。

これ毎回乗り降りの時に使うの???


確かに改造されて車高が高くなっていますが、乗り込む時に足をかけるステップはついておらず、足台がないと車に乗れません。

車高が高いだけでなく、座席も改造されていて、あげくに私はスカートを履いていたので、本当に乗りにくかったです。えーん


車の中はおしゃれ?に装飾されていました。

Bさん「昭和の車なんだよね。」

車の中も改造されてbluetoothも繋がるようになっていました。

でも窓を開けるには昭和の車らしく、手動ハンドルで回すタイプでした。


衝撃を受けながらも、お店の駐車場につきました。そして、また恐怖の時間がやってきます。


駐車場に着くと「待ってて」とBさん。

足台を持って車から降りて、助手席前にまたセット!!

そして私はまたお姫様のように降りるのです。👸


恥ずかしすぎるしこんな不便な車にもう乗りたくない、、ガーン



何事もなかったかのように足台を車に戻すBさん。

車のロックをかける時も衝撃でした。

もちろん自動ロックではなく運転席のドアの鍵穴に鍵を入れてロックします。


しかし!!古い車のため、助手席は助手席で鍵をかけにいかないといけないのです。


ご飯を食べる前に既に色々衝撃でした。

そして食事が始まります。その②に続きます。