親が、何気なく言った一言は、
子供の人生を支配します。

私も、未だにちっとも結婚できないのは
「親」の呪縛もあります。




子供の頃から、
それなりに成績優秀。

なので、親は、
「末は博士か大臣か」

と、冗談まじりに、
まわりの人に話していました。





末は、「博士」か、「大臣」か。

物心ついた私は、
このどちらかにならなければいけないのだと
本気で思っていました。




親の願いを叶えるのが
子供の義務。




今ではそんなことはないと
わかるのですが。

なかなか、子供が納得することは、
不可能ですよ。




そして。
私は、「博士」には、
手が届くところまでいきます。

ですが、大学院は、修士まで。


社会人となり、
それなりにお金がもらえる仕事でしたが、
それでも、父親の年収の半分以下。



婚活してたら、
確実に「ハイスペ」に入る年収も、
親以下の年収では、

「出来損ない」
扱いになる。





結果、無謀にも
再び大学院を目指します。

また、これが、合格しちゃったんですよね。

あの時、不合格だったならば。
私は、間違いなく、
結婚してました。






残念ながら、
卒業叶わず、
その後の社会復帰も厳しいものに。





やっぱり、
親元から離れるチャンスがあるときに
逃げ出さないと
飼い殺しになりますね。





親がいなかったら、
私、今頃、とっくのむかしに
死んでましたけど…





本当に、今、
生きていていいのか、
分からなくなることはあります。





選り好みは全くないのに、
結婚できない、ということは、
男としては、生きていてはいけない、と、
世の中の女性から見られているわけです。




ブログとかで
旦那さんの愚痴を言ってる女性をみると
けっこう面白くないですよ。


どんな理由があれ、
「結婚」している人が人間であり、
私は、人間では、ないのですから。