今日は結婚相談所のお見合い。
事前情報によると、スペックがなかなか良い感じ。
お顔は分からないけど、期待してしまう。
「自分に合う男性だといいな」
ウキウキしながら、彼女は相談所に着いた。
お相手の方は、既に到着しているという。
結婚相談所のアドバイザーさんが、彼の待つ部屋に案内してくれた。
自分の姿を見るなり「こんにちは」と挨拶してくれた男性。
あら♡
挨拶してくれたのも嬉しいけど、なかなかのイケメンさん♡
彼女のテンションが上がった。
アドバイザーさんから「お見合いの時間は30分です。時間になったら、また来ますね」とアナウンスがあり、お見合いが始まった。
彼「今日は僕なんかと会ってくれてありがとうございます」
うん？『僕なんか』？
彼の言葉に、彼女は少し引っかかった。
彼「今日はお休みですか？」
彼女「はい。◯◯さんもお休みですか？」
彼「ええ、僕は土日が休みなんです。せっかくの休みなのに、僕なんかのために時間を割いてくれたんですね。」
あ、また『僕なんか』
休日の過ごし方、仕事の話、結婚後の生活の事…いろいろ話したが、繰り返される『僕なんか』。
彼「僕なんかと話していても楽しくないでしょう？」
彼女「そんなことないですよ」
本心は別として、当たり障りのない返答をする。
彼「優しいんですね。でも、無理しなくていいですよ」
イケメンでも、ハイスペックでも、ずっとこんな調子では、気持ちが盛り上がらない。
結婚したら、これが毎日続くのだ。
彼女は、このお見合いに対する返事を既に決めていた。
『どうせ〇〇だし』
『私なんか…』は
謙遜ではなく
卑屈に聞こえます
聞いている方の気持ちも
暗くなっていきます
婚活で上手くいきたいなら
『もう〇〇だけど
好きなものは好きだし☆』と
明るく言っちゃいましょう♡
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