ジムで筋トレの帰り、
駐車場で、車の中に入ろうとしてるときに、
後ろから声をかけられた。
後ろを見ると、
6歳ぐらいの男の子が私の方を向いて立っている。
その後ろに、40歳ぐらいの男性と3歳ぐらいの男の子が少し離れて立っている。
6歳男子
「すみません。僕たちはここ(住所が書かれたテキスト画面)に行きたいのですが、どのようにいけば、
教えていただけますか?」
と、一生懸命丁寧に勇気を出して、中東系のアクセントを駆使して、私に話しかけているのが感じられた。
念のため、自分の車にロックをかけて、見せられた住所をみてみる。
住所だけ見ても、わからないので、
自分の携帯のGOOGLE MAPで検索してみると、
私たちが立っている場所に限りなく近いらしい。
私「住所によると、ここら辺みたいですよ」
6歳男子「僕たちは、この住所に行きたいのですが、行き方がわからないのですが?」
3人の男性が私をひたすら見つめている。。。。
どうやら、英語の分からないお父さんが、6歳の息子に頼っているようだ。
私「ちょっと待ってください。」
住所を自分の携帯のGOOGLEで検索すると、店の名前が出てきた。
なんと、私たちの目の前に、小さい店の看板がでている。
私「捜している店は、この店のようですよ。」
と、目の前の店を指さした。
6歳男子「ノックをしても誰も出ないのですが」
見てみると、店の電気は消えているが、ドアベルがあるので、ドアベルを数回鳴らしてあげたが、
誰もでてこない。
父、6歳、3歳男性3人が、まだ、私をひたすら見つめている。。。。
そこで、また、GOOGLEで店の営業時間をしらべてみると、1時間前に閉店しているのがわかった。
私「この店は、4:30PMまでなので、今日はもう閉店しているようです。
週末はお休みで、月曜の8時に開店するので、その時にまた来れば大丈夫だと思いますよ。」
6歳男子「そうでしたか。。。。。ありがとうございます。」
と、か細い声でお礼を言われた。
その後ろで、お父さんらしき人も
父「ありがとう」
英語が一番喋れる6歳の男の子が、お父さんを一生懸命助けようとしているのがわかった。
私「どういたしまして。私は、日本から来たの。あなたはどこから来たのか、聞いてもよいですか?」
6歳男子「シリアです」
父 無言で笑顔
私「あなたの英語はとっても上手ね。私はシリアから来た、友達がいるの。とっても努力家で良い人よ。これからも頑張ってお互い英語を勉強しましょうね。」
6歳男子「ありがとうございます。」
恥ずかしそうに、笑顔をみせてくれた。
シリアから来た親子。
私も、初心を忘れず、6歳の男の子を見習って、英語の勉強頑張ろうとおもいました。