15年勤めていた仕事先から、ほぼ2つ同時に、仕事が来なくなった。

新しい、システムになり、もっとコストの安いほうに移行するという。

 

簡単に言うと、コストカット。

 

まだ、仕事はあるけれど、生活するうえで、別の仕事先を探さないと、いけない。

 

そこで、就職活動をし始めて、いろいろ発見が。

 

こちらは、リファレンスといって、面接が終わると、以前の職場の人に、私の勤務態度をチェックする、

リファレンスチェックがある。

 

私が今まで15年一緒に働いていた、2人の上司が快く引き受けてくれた。

 

その人たちのおかげで、新しい仕事がまた一つとれた。

新しい職場の上司に、「君のリファレンスはすっごくよかったわよー。」と笑顔で言われた。

以前の上司が私のことを、良くコメントしてくれたのだ。

 

本当に、感謝。

 

そして、まだ、仕事を探しているときに、精神的にも変化が。

 

会社のコストカットで仕事がこなくなったのだが、自分が、もう、社会から必要とされない、ダメ人間とスタンプを押された気がしてくる。

 

自分が社会のごみのように思えてくる。

 

以前、けがで離職中の友人とお茶をしたとき、

「仕事してないと、罪悪感でいっぱい」と落ち込んでいる彼女を思い出した。

「結婚して、子供が3人いて、家事と子育てをほぼ一人でこなし、それで、週5日で働いていたんだよ。働かないのと、働けないのはちがうの。今は、怪我を治すために、ゆっくり療養するのが大事なんだから!そんなことで、落ち込む必要なし!」

と彼女の背中をポンポンと叩いたのを思い出した。

 

仕事を失うということは、金銭的だけでなく、精神的にもすごく影響があるんだなーと、自分が経験して、初めて分かった。

そして、改めて、周囲の暖かさや、親切さが、本当に心にしみる。

 

ちなみに、怪我をした友人は、3ヶ月後には怪我も治り、元気に職場復帰。

今でも、良い、お友達です。

嬉しいです。