【Sくん①20代半ばシンガポール在住商社マン】 | 婚活CAちゃん

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日系エアライン国際線ファーストクラス乗務CAの婚活事情

マッチングアプリで出会った方と結婚しました

アラサーニ児のママです



20代後半外科医のHくんとは、その後も変わらず会っていたが、私はゆるく婚活を続けていた



 


 




いいなと思った人に自分からいいねして、マッチングしたらご飯に行っていた




限られた時間を無駄にしたくなかったから、絶対ないな!という人には会わなかった






そんなある日、めちゃくちゃタイプのイケメンからいいねがきた




Sくん



同い年の、総合商社マンだった


身長182?とかだったと思う


年収は忘れました!



そして、海外在住





駐在中かあ



私は遠距離でも全然いいと思っていた



海外なら旅行がてら会いに行けるしむしろ楽しそう!と思った



すぐにいいねを返しマッチング





少し経ってメッセージが来た


どうやらシンガポールに住んでいるらしい





ん?シンガポール?


え!嘘でしょ?!



次のフライトはシンガポールだったのだ





ちょっとこれは運命かも!



Tくんに次のフライトでシンガポールに行くことを伝えると、ご飯に誘ってもらえた





しかも次のフライトパターンは、シンガポールでのステイタイムがかなり長い


お酒も飲めそう!

(当時は規定時間以内ならステイ先での飲酒OKでした)





シンガポールへのフライトの日


いつもよりテンション高めでフライトした





深夜のフライトでシンガポールに着いたのは早朝





Sくんとは遅めのランチの約束をしていた



深夜フライト明けなので眠いだろうとSくんが配慮してくれた




約束の時間まで仮眠を取り、いざ待ち合わせ




泊まっているホテルのフロントまでSくんが迎えに来てくれることになっていた





約束の時間になりフロントに降りる



Sくんから、道が混んでて遅れると連絡が来ていた




フロントで待っていると、

着いたよ!外に出てきて!とLINE




外に出ると、ホテルの車止めに1台のタクシー


その前にSくんが立っていて私に向かって手を振っている



その立ち姿がかっこよすぎて今でも鮮明に覚えてる!笑



細身のスーツで、ネイビーのギンガムチェックのシャツだった

 




写真通りのイケメンで、背が高くて細身なところもめちゃくちゃタイプだった!




「CAちゃん、はじめまして!

じゃあ、、いこっか!」

と行ってドアを開けてくれた




ジェントルマーン!!!笑





女子ってこういう事されるとやっぱり嬉しい


とくにイケメンにされると嬉しい!笑





予約してくれているお店に向かう



私はあまり人見知りもしないし、男の人に初めて会うときもあまり緊張しないけど、この時はちょっと緊張した




タクシーってこんなに距離近いっけ?


早くお店に着いて〜!!





着いたのはインスタ映えしそうなレストラン


シンガポールには何度も来ているけどこんなお店があるのは知らなかった





「シンガポール料理のほうがいいかな?と思ったけどCAちゃん何度も来て食べてるだろうし、現地の人しか来ないようなお店にしてみたよ!」



さすが、よくわかってる



ガッツリ食べずに、ビールを飲みながらちょこちょこつまむことにした




「じゃあー、、適当に決めちゃうね!」

Sくんはそう言って店員さんを呼んで、オーダーしてくれた



英語も上手!




Sくんは話が上手で、とてもおもしろかった




Sくんのお母さんは、もう退職してしまったがなんとうちの会社のCAさんだった



小さい頃からたくさん旅行に行っていて、今も旅行が趣味だという




シンガポールに住んでいるから週末に一泊二日で東南アジアの島にふらっと行けたりするからすごく楽しいと言っていた



うらやましい!






少し飲んでこのあとどうしようかという話になった


「CAちゃんまだ時間平気?

まだ大丈夫ならもう少し飲もうよー!」







次はシンガポールの屋台、ホーカーズに行くことになった




ホーカーズは何度か行ったことがあったが、Sくんが連れて行ってくれたのは現地の若い人が集まる、またまたインスタ映えしそうなホーカーズだった




仕事終わりの若めの男女がみんなでワイワイ飲んでて楽しそう!




「CAちゃんなにか食べたいものあるー?」とSくん



私はお決まりのお任せ



Sくんが食べ物とビールをたくさん買ってきてくれた




Sくんと楽しく会話をしながらビールを飲んでいると、ここがシンガポールなことを忘れそうになる



そして仕事で来ていることも忘れそう笑





ホーカーズでは結構飲んだ


このあとどうしようか、お腹もいっぱいだねーと話していると



「じゃあうちに来る?」とSくん




えー、どうしよう、、、と考えていると




「あっもちろん泊まっていってとかじゃないよ!

CAちゃん明日仕事だから家で少し飲んで、ちゃんとホテルまで送るから安心してね!」





うーん、どうしよう


でもまだSくんとバイバイしたくない


次いつ会えるか分からないし




私は結局行くことにした






Sくんの家についた




プール付きのタワマン!


ライトアップもされててホテルみたいだった





駐在員ってやっぱりいいなーと思ってしまう笑





部屋も広くて綺麗

家具付きらしくて、すごくおしゃれだった





Sくんの部屋ではワインを飲んだ







Sくんは少しKくんに似ている気がした

そして私にも似てる気がする


なんとなーく負のオーラ出ているところとか


闇を抱えていそうなところとか





お酒を飲める規定の時間が過ぎてしまい、もういい時間になったのでホテルまで送ってもらうことに




帰りのタクシーは行きと違って緊張しなかった





あっという間にホテルについてしまう




「CAちゃん、今日は本当にありがとう!

楽しかったよ!

またシンガポールに来る時は必ず連絡してね!」





すごく楽しいシンガポールステイだった


Sくんに次はいつ会えるんだろう


もう会いたくなっている






結局イケメンに弱すぎる私



もうこれは努力で変えられるものではないし仕方ないな


なんならタイプじゃない人を好きになろうと努力して失敗したし


と、開き直る





Sくんにお礼のLINEを送ってすぐベッドに入った





帰りのフライトは、Sくんのことばかり考えていた








続きます