※東京で開催されたハロウィンパーティーで出会った中距離(静岡↔東京)に住むSさんとのデート体験談の続きです。
(→前回のつづき)
東京に住むSさんと2回目のデートの予約した場所は、「オシャレなレストラン」のはずが、まさかの「居酒屋」でした。
婚活本やデート本を見ると、「避けた方が良いデート場所」の中に、必ず「居酒屋」がランクインしています。
理由は、
①ガヤガヤして会話がしづらいこと
②なんとなく安っぽいイメージがあること
③分煙ではないところが多く店全体にタバコの臭いがキツいこと
が挙げられます。
僕が選んだデート場所は、まさにこのワースト3の条件をすべて満たしていました。
「ホームページの写真や説明と違うじゃないか!」
と店員さんに文句を言いたい気持ちをグッとこらえながら、僕はSさんに言いました。
僕:「すみません、まさか居酒屋だとは知らずに・・・」
Sさん:「あ、いいですよ、気にしないでください。東京ではよくあることですから。」
そして僕らは、何事もなかったかのように、話を始めました。
学びのシェア
僕らは、前回のデートでは話しきれなかった「セミナー内容のフィードバック」をお互いに始めました。
セミナーの内容はもちろん、「男女のパートナーシップ」です。
ルーク平野さんと、奥さんのみほこさん(現在は改名して平野リリーさん)を師匠に持つ僕らは、お二人のセミナーに参加した時の体験談と学びをシェアし合いました。
トピックが男女のパートナーシップだけに、お互いの恋愛や結婚に対する価値観を知るのは絶好のチャンスです。
婚活パーティーで知り合った女性が相手の場合、なかなかこういった深い部分までいきなり踏む込むのは難しいものです。
「僕は、あなたの恋愛対象になりますかね?」
なんてダイレクトに聞くことはできないし、かといって、
「好みのタイプの男性は?」
なんて遠回しな質問はできません。いえ、できなくはないのですが、返ってきた答えが役立つことはあまりありません。
そいういったストレートな質問に、最初から正直に答えてくれる女性は少ないからです。
でも、「男女のパートナーシップセミナーの学びのシェア」という名目であれば、本音が自然に引き出せます。
好感触
Sさんの回答は、かなり好感触でした。Sさんは、人を応援するのが好きらしく、男女問わず「新しいことに挑戦したり、全力で頑張っている人が好き」だということでした。
僕が起業しようとしていることに関しても、前向きに捉えてくれていました。
Sさんは、どうやら僕が今まで出会ってきた多くの女性たちとは違う雰囲気を感じました。
今まで僕が婚活パーティーで知り合った女性の多くは、
「男性と結婚することで、今の気に入らない仕事を続けなくても良くなることを期待する人」
が多いように思えました。
なんとなく気に入らない自分の人生の「ゲームチェンジャー」として結婚をきっかけにしようとしているような気がしたのです。
専業主婦になるためには、安定した収入の男性と結婚する必要があります。
しかも、安定だけではなく、できるだけ高収入が望ましいことは当然です。
もちろん、子供を産み育てる性である女性が、専業主婦を望むのは本能レベルの欲求だと思います。
でも、Sさんは男性に対するそういった期待があまり強くないように思えました。
「今が理想の状態の男性」よりも、「これから理想の状態に向けて頑張っている男性」を応援したいという価値観を持っていることが分かりました。
言い換えれば、「完成した男性」に守ってもらうよりも「未完成の男性」を見守って応援したいというスタンスに見えたのです。
僕の生き方に付いてこれる女性
これは、起業を志す僕にとっては、とてもありがたいことでした。
起業前は、何の実績もありません。
必ず成功させる自信もありません。
もちろん、成功するまでやり続ければ、いずれうまくいく日が来ることは理屈では分かっています。
でも、そこまで我慢して僕について来てくれる女性でないと、結婚生活を続けるのは難しいと思いました。
「経済的に男性に頼り切った結婚生活を期待する女性」と一緒に暮らすことは、僕にとっては大きなプレッシャーになります。
その点、Sさんとはうまくやっていけそうな気がしたのです。
そして、色々と話しているうちに、さらに驚くべき事が分かりました!
引き寄せの法則
僕がルークさんのセミナーに参加して以来、毎朝声に出して読み上げている「理想の女性像13項目」のすべてをSさんが満たしていることに気づいたのです!
しかも、Sさんと出会ったのは、ルークさんのセミナーに参加してから、ちょうど3ヶ月後でした。
ルークさんのセミナーのタイトルは、「99日間で理想のパートナーに出会える」でした。
その通りになりました!
しかも、13個も理想の条件を並べ立てた「わがままな理想像」だったにも関わらず!
僕はそれまで、「引き寄せの法則」というものを信じていませんでしたが、この時ばかりは不思議な力の存在を感じました。
・・・つづく。