特に男の婚活の場合、収入というのは物凄い重要なファクターなんだってことは、わざわざ言わなくてもわかるよな? 


一応、キチンと正社員として働いている。
けれども、ワーキングプアはいて、その代表者は俺ってわけよ。


ブログじゃあんま生々しいのもちょっとな、と思って年収は今まで書いてこなかったし、今んとこそれを明かすつもりもない。
まだ、少しはプライドが残ってるんかな?


まぁ、とにかく、男の場合、貧困ってのは兎に角ヤバい状態なんだよな。


俺が働いてる業界は、女性社員が多いんだけど、それもさもありなむ。
「旦那さんという、生活のベースを稼いでくれる人がいる」ケースがほとんどなんだよ。


いわゆる共働きって形なんだけど、生活基盤は既にあるんだ。そこに上乗せする形で奥さんが働いている(まぁ、給料は安いんだけど)ってわけだ。


独身男が独り立ちしていける給料なのか?  って問われたら、まぁ、疑問符がつくわな。


そこで頂く疑問がこれよ。
「じゃあ、なんでそんなとこで働いてるんだよ?」ってやつ。


あんなぁ、その疑問は前提が間違ってるんだぜ。「そこくらいでしか働けない」って問題があるんだよ。


正直、俺だってもっと待遇のいいとこ行きてぇんだ。けど、そんな場所は俺を受け入れてはくれないんだよ。


で、そんな吹き溜まりにいると、スキルアップして転職みたいな気力もなくなっちまう。


あと、潰しの効く職業じゃねーから、似たような業界にしか行けねぇんだ。
で、業界全体が低賃金でブラック色が強いんだよ。


新卒で有名広告代理店に行ったりしたやつたぁ、転職するにしても、そのコースそのものが違うってわけよ。


低賃金→婚活で極めて不利→精神がスポイルされる→転職の気力もないし、また転職も相当厳しい→低賃金→婚活で極めて不利……


ってな、負のスパイラルというか無間地獄にはまり込んじまう。
これは、婚活というより、貧困の構造の問題なのかもしれねぇな。


何のために生きてるんだろうな?