(岩波ジュニア新書、1999・6)。

 

・(55頁)タイでは、出家することは最大の功徳と考えられており、たとえ短期間であっても、出家することが望ましいとされ、短期間の出家をする人が多いのです。(中略)また、一般の人びとは、寺院にお金や土地を寄付することは、この世、あるいは来世で、福を招く功徳と考えられ、寺院や僧侶集団に対して金銭や土地、食物などを寄付する人が多いのです。

 

→→日本の「仏教信者」に是非読んでほしい箇所だ。

 

 

・(77頁)(韓国仏教は)日本と異なり、僧侶は葬式に関与せず、妻帯もしないというのが原則です。

 

→→日本の「僧侶」に是非読んでほしい箇所だ。

   (世界の仏教の中で、僧侶が妻帯するのは、日本だけであり、これは不邪淫戒を破っているわけで、破戒に当たります。葬儀の問題も、何  が真実かはともかく、「批判が多い」「不満が多い」ということ自体は「事実」なので、どうにかしないといけない問題でしょう。この場合の「どうにかする」は真実を伝える大キャンペーンをするとかいう選択肢も排除するものではありません。とにかく現状がまずいのです)。