ヨガに全身をリラックスするための
屍(しかばね=死体)のポーズってありますよね。
あれを、くつろぎのポーズと言いかえている
ヨガの本って結構ありますよね。
インドと日本の死生観の違いが出ていると思うんです。
日本では伝統的に、死は穢れですけど、
インドでは全く違うわけですよね。
死生観というのは思想や宗教で相当重要な部分でしょう?
死生観を入れ替えておいて、
ヨガ哲学を受容するっていうこと、出来るんでしょうか?
まあ、シェイプアップのためにヨガをやるのが主流で、
ヨガをやっている人の中で、
『ヨガ・スートラ』を読んだことありますという人は
ごく少数派でしょう。
時代や場所の違いにあったものをやることも
必要なことだからとやかく言う必要はないのかもしれませんが、
ちょっと気になります。