(伊野孝行画、くもん出版、2016年11月)。子供向けの本。
サブタイトルは「江戸の天才数学者・関孝和の挑戦」。
くもん出版だけあって、少し学習向け物語という感じでした。
関孝和については分からないことが非常に多いようで、
どこまでが史実で、どこからが作家的想像なのか
不明な点が私にとっては残念でした。
子供が楽しく読んで数学に興味を持つには良い本だと思います。
史実・想像交えてということになりますが、学んだことは
・一つの問題をずっと(何年も)考え続ける
・枕元にメモの用意をしておく
・競争相手がいると良い
・研究仲間がいると良い(異性・優秀な弟子を含む)
・良書を学ぶ
・研究のために(武士としての)本来の仕事をさぼらない
といったところです。
ためになりました。