イヌの臨床日記

イヌの臨床日記

訪問リハビリテーションにおける理学療法士としての活動を日々振り返っていきます

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うちの訪問リハのスタッフの記事を一部パクリ?臨床現場を少し振り返ってみました。
以下がそのパクリの内容です。

指先が痛い、違和感があるという方に最近よく出会います。

いきなり指先を触っても、あまりいい反応を得られないことが多いです。
頚部、肩甲帯、上腕、前腕と筋連結や関節構成体のアプローチをしていくと、可動性や屈筋・伸筋の筋緊張のアンバランス差は整って「楽になった」との声も聞かれてきます。

しかし、DIP以遠の違和感は残存。

眼鏡をかけていたり、白内障のオペ後の方など、いままで眼に負担がかかっていた方は、眼球につく筋が緊張している場合も多く、眼球を軽く押してストレッチすると心地よさがあります。

上下左右での違いもあり、硬さがゆっくりと軽減していく強さがポイントでしょうか。

その後は手指の違和感も軽減することが多いです。

理由やエビデンス等はわかりませんが、こういった感覚も後々理論付けができればいいのですが…最近は理屈で説明できない内容が多いですが、少しずつアップしていきますね。

よければご助言ください。

とまぁ記載されているわけですが、僕が関わる利用者さんは同じDIPのこわばりや痛みを持っておられます。

では、眼球周辺のリリースを行えばよいか?という訳にはいかなかった…。

眼球とDIPという因果関係ではなく、筋緊張も全身で考えないといけないが、

循環動態も全身で考えないといけないのでは?という感じです。

というのも、僕が関わった利用者さんは同じDIPの症状でも、改善した理由は足関節の底‐背屈運動でした。

別に特別なツボだとか運動連鎖ではなく、指先が阻血状態で、下腿部が鬱血状態であっただけのこと。

スタッフブログの内容も外部環境からの感覚入力を視覚に依存しすぎた結果、循環導滞の偏りが生んだ結果なのでは?と思います。

人のブログ内容勝手にぱくって偉そうに意見してすいませんですね。

おわり。

軽度から中等症の熱中症であれば、経口補水液(ORS)を飲むことで顕著な改善が得られます。治療の第一選択と位置付けてよいと思います。ORS は、小腸で水分と電解質を吸収するのに最も効率の良いように、ナトリウムイオンとブドウ糖を11-2のモル濃度比率で配合した飲料です。

私はORSを「飲む点滴」と呼んでいます。文字通り、点滴の代わりになります。かつて日本では「熱中症で倒れたらすぐ点滴」という時期がありました。今もそのようなイメージをお持ちの先生もいらっしゃるかもしれません。実は、40年前にはORTが開発されており、開発途上国でよく利用されていました。日本に入ってきたのは10年前くらい前です。

既に小児科医の先生方にはおなじみなのではないでしょうか。2003年に米国疾病管理予防センター(CDC)が、ガイドラインで小児の軽度から中等度の脱水症状に対しtORSを推奨するようになってから、一気に広まった感があります。

ORSはなにしろ手軽さが大きなメリットです。泣き叫ぶ小児に点滴を入れるのは大仕事です。ある救急外来で、待合室にORSの自動販売機を置いたら、診察室に呼ばれる前にORSを飲んで状態が改善し、半分くらいが受診せずに帰ってしまった、なんて話も聞いているくらいです。ORTの導入は医療経済的にも大きく貢献できます。

もう一つのメリットは、脱水の診断的治療ができることです。ORSって、おいしくないんですよ。スポーツ飲料のような飲みやすい味ではありません。塩分が多くて糖分が少ないので、健常者はまずくてあまり飲めない。でも、脱水症状を起こしている人は、身体が欲しているのか、おいしく感じてゴクゴク飲めてしまいます。これは認知症のある高齢者で顕著で、脱水があると飲むし、ないと見事に飲みません。

熱中症に限らず、どんな病気でも症状悪化の裏には脱水が隠れていることが多いものです。寝てばかりいて、認知証が進んでしまったのかと心配されている高齢者の中には、脱水症状を起こしている人が少なからずいます。ORSを飲ませたら元通り、なんてこともあります。

なお、意識障害やバイタルサインに変化があるような重度の熱中症では、ORTは使えません。点滴で対応する必要があります。

術前の絶飲食に新指針
最近のトピックスとしては、術前の体液管理へのORTの応用があります。私は「術後回復能力強化プログラム(ERAS)」と名付けられた周術期管理法を、北欧からわが国へ伝えてきました。様々な推奨項目がありますが、周術期の脱水状態を回避することで、術後の回復を早めることも挙げられています。

日本では手術前、検査前に絶飲食にすることが多いです。海外では絶飲食を指示することも、消化管の手術前に下剤を使うことも少なくなりました。

考えてみてください。脱水と言う観点からは、術前に飲食を制限するのは危ないと感じませんか。私は麻酔科医ですが、脱水症状の患者に麻酔をかけることに大きなデメリットを感じていました。脱水があれば循環抑制が起こっていますから、麻酔薬を入れると血圧が急に低下しやすくなります。それを避けるために大量の輸液を行います。結果的に腸管浮腫が起き、術後の経口摂取開始が遅くなり、ひいては退院が遅くなる、という悪循環につながっています。

術前に絶飲食にする場合、体液状態を維持するために点滴をして対応しますよね。私は2007年に、成人で手術前に点滴をする群と、ORSを飲ませる群で比較試験を行いました。バイタルサインも血算も変わりなく、まさに「飲む点滴」としてORSが利用できることを証明しました。

私が推奨しているERASは、特別なことをするわけではありません。「余計なことはしない」というシンプルなものです。できる限り絶飲食にはしない、点滴はしない、下剤は使わない。下剤の使用は、腸の手術以外では何のメリットもありません。

今まさに、術前の絶飲食は転換期にあります。今年の712日に、日本麻酔科学会から「術前絶飲食ガイドライン」という指針が出ました。欧米ではこのような指針が存在していたのですが、日本では初めてのガイドラインとなります。私も作成に関わりました。

液体を飲むのは、麻酔の2時間前まで可能としています。水、お茶、コーヒー、紅茶、ジュースといった、大抵の飲み物は大丈夫です。ただし、消化を遅延させるミルク(脂質)や繊維質が入っていないものを選んでください。

固形物の摂取については、今回の指針では明確にしていません。参考として、欧米の指針では、トーストと水程度の軽食は6時間前まで、揚げ物や脂質を多く含む食物、肉を含む食事は8 時間前までOKとしています。

経口補水液活用のコツ
 
気を付けてほしいのは、ORTはあくまでも「マイナスをゼロにするための治療」であることです。ゼロをプラスにする治療ではないので、食事が取れるくらい回復したらORSは中止してください。また、3日以上飲ませて効果がないとか、むしろ悪くなった場合には点滴へ切り替えて、別に原因がないか確かめる必要があります。つまり、ダラダラ飲んでいいものではありません。特に、乳幼児にORSを飲ませ続けると満腹になってしまい、ミルクを飲まなくなりますので注意が必要です。予防的に使用しても意味がありません。

脱水症状を起こしやすいのは、子どもと高齢者ですね。年齢層ごとに飲ませるコツがあります。子どもには「飲みたい時に飲んでいいよ」と許可を与えることが大事です。そうすれば、身体が欲する時に飲むようになります。成人には暑熱環境への暴露が予想されるときに「喉が渇く前に飲んでください」とアドバイスするといいです。一方、高齢者では同じ対応ではダメです。喉の渇きを感じにくいので、定期的に飲んでいただくのがポイントです。家族や介護者など、周りにいる人が定期的に差し出してあげるようお願いしてください。

ORSの組成を気にして、高血圧や糖尿病のある方には飲ませるのに躊躇されるかもしれませんが、水分や電解質の不足分を補う治療ですので、脱水症の時には気にしなくて大丈夫です。下痢や嘔吐がある方にも、飲める範囲で飲ませて問題ありません。

また、よく聞かれる質問としては、飲みやすくするために工夫していいか、という点です。冷やしたり温めたり、味やトロミを付けたいという気持ちは分かりますが、原則は常温でそのまま飲むこと。ORSのキモは濃度比率です。味やトロミを付けるとORSの浸透圧が変化してしまいますし、冷やし過ぎ、温め過ぎもダメです。冷やすなら10度まで、温めるなら湯気が出ない40度くらいまでにしてください。

中高年の膝の痛みは変形性膝関節症などの関節の病気が原因となっていることが多いが、痛みを感じている人の多くが「加齢が原因だから仕方ない」と思い込んでいることが、製薬企業の科研製薬と生化学工業が実施したアンケートで分かった。

専門家は「膝の病気は誰もが発症する可能性がある。痛みや違和感があったら早めに整形外科でチェックを受けることが大切」と助言している。

今年4月から5月にかけて、膝の痛みを経験したことがある全国の40代~70代の男女計800人を対象に質問した。

痛みを感じ始めた時期は、40代との回答が25・0%、50代が28・9%、60代が23・9%で、40代以降に急増することが分かった。

痛みの原因は何だと思うか複数回答で聞くと、最多は「年齢的なもの」で60・1%。次いで「運動不足」38・1%、「肥満」25・2%、「姿勢が悪い」20・3%―の順で、「膝の病気」はわずか6・6%にとどまった。

痛みにどう対処するか複数回答で質問すると、「病院に行く」と答えた人が29・8%いる一方、「サポーターをする」36・3%、「運動・筋力トレーニングをする」29・2%、「市販の痛み止めの湿布や飲み薬を使う」28・1%―などの回答も多く、自己流で対処する姿が浮かび上がった。

結果を受けて勝呂徹東邦大名誉教授は「50歳以上の膝の痛みの多くは変形性膝関節症によるものです。膝関節の軟骨がすり減ることで炎症や痛みが生じます。早期に適切な診断、治療を受けることで軽症のうちに病気の原因を取り除き、進行を遅らせることが期待できます」と話している。

臨床的には「受診した方が良い」とか「年齢的なものだから」とか、というように位置付けるものではないと思います。

受診は重篤な膝の病気(腫瘍など)の有無をチェックする程度ですし、年齢的なものと安易にあきらめるのはよくありません。

ただ、年齢的なものと気持ちの整理をつけて頂くという意味ではリハの効果はあがりやすいものと思います。

膝の痛みはあきらめなくていいんだねぇ、とよく言われますし、気持ちが落ち着かれている分、痛みがなくなれば、また周りをみながら前に進んでいける方がおおいと思います。

Dr.ショッピングのようにどこに行けば膝の痛みがよくなるかと目を血走らせて痛みの除去に必死になると、本来痛みのもつ意味だとか、自身にとっての痛みの役割だとか目に見えないものを無視することになります。

また、痛みがなくなることがゴールとなってしまい、痛みがなくなった後にどのように生きていくかという命題には迫れそうにもありません。

痛みの原因を周りにばかり求めていてはなかなか一時的に改善しても効果は継続していかないですね。

よって、受診にしても年齢的なものとするのも、どちらにしても安易に結論付けるのではなく、それぞれの持つ意味を丁寧に一緒に考えていけるような支援ができるといいですね。

久々にいいこと言いました。

おわり。