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お守りを買いに川崎大師に出かけた帰り道、Sushiと書かれた紺青色の暖簾が気になってお店に入った。 店内に客はいなく、老齢の男性店主が一人厨房に立っていた。 メニューを見れば、一人前三千円、お任せ四千円の二択。高い店に入ってしまったと後悔したが、せっかくなので一人前を頼んだ。 慣れた手つきで握るお寿司を一貫ずつ出してくれた。 「釧路のです」「青森からの貝です。東京湾でこれだけ大きなのは取れません」 天然物のネタにかなりこだわっているよう。 味は素朴と言うか、素材の良さをそのまま頂くような、これが本来の寿司なのだろうと思えた。 小振りのお寿司で8貫ぐらいだったろうか、あっと言う間にたいらげた。 物足りそうな顔に同情してくれたのか、最後に一貫だしてくれた。 「みょうがになります。オマケです」 締めに出してくれた野菜のお寿司。新鮮だった。 食べ終えてから、色々お話を聞いた。 15歳から寿司の修行を始め50年、自分のお店を開いたのは65歳の時だと言う。まだ開店4年目ぐらいの新しいお店。 50年積み上げてきた技術と、各地からの本物のネタ。ある程度のお値段は妥当なのだろう。 「お名前は何と言うのですか?」2度も僕に尋ねて名前を覚えようとしてくれた。 「また来てください」 65歳からでもお店を出せる。もう歳だからと諦める必要なんてないのだと、改めて感じた。 あまり気軽に来れる店ではないが、僕の顔が忘れられてしまう前には、また行けるように、お仕事がんばろう。 @koniphoto

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