昨日の23日(木・祝)、稲荷山公園駅付近で行われた「第11回フォトロゲ入間」に参加しました。
フォトロゲとは、フォトロゲイニングの略で、支給された地図に記されたチェックポイントを制限時間内に回り、そのチェックポイントにあらかじめ決められた得点の総数を競う大会です。フォトとつくから、チェックポイントを写真に撮っていくのですが、それを提出するわけではなく、自己申告によるおおらかなものでした。
今回、初めてこのフォトロゲに参加しました。
初めての人を対象に最初講習会があるのですが、いきなりここの地図を書いてくださいと言われとまどい気味。
地図の説明で、「2万5千分の1の地図は、1cmあたり何メートルですか?」と聞かれ、思わず「1メートル」と答えた自分。馬鹿です。正解は250メートルだそうです。1キロは地図上で4cm。そしてコンパスの使い方。少し、地図の見方がわかってきました。
制限時間は5時間。1分でも遅れると1分ごとに50点減点と遅刻にはかなり厳しい。
そして9時半スタート。100名ぐらいの参加者たちがちりじりバラバラに向かっていきました。
今回、友人と参加したのですが、とりあえず一番近いチェックポイントへ。5分もしないうちに見つけました。しかしこれは2点。90点とかあるチェックポイントに比べれば無意味に近い。
それでも勝手がわからないのだから、とりあえず近場のチェックポイントを探していこう、と地図を見ながら走っていく。方向は何となく分かっても、地図の記号が読めないので、なかなかポイントを見つけることは難しい。何度行き過ぎたことか。
チェックポイントの総数は50。走って回っていくうちにそれらを回るのはとても無理と感じだす。
そんな時、大きな滑り台のチェックポイントを回ったとき、参加者とすれ違い、「滑りましたか?」と聞かれる。
そこで思った。ああ、そんなゆとりや楽しむ気持ちって大事だよなあ。
それからは、うさぎのチェックポイントでうさぎに餌をあげてそこの店の話題品チキンカツを食べたり、胃腸にやさしいという神社のチェックポイントでは、底穴がある柄杓で手を洗ってお参りしたりと、チェックポイントをそれぞれ楽しむようにした。
極めつけは、チェックポイントのステーキハウスでビーフカレーをいただいた。おいしかった。カレーを写真に撮ったりして楽しむ。今まで、こんなゆとりをもった大会にでたことない。食事なんて、トライアスロンでは給水所のバナナやおにぎりをむさぼり食って、すぐに走りだすというのに。
まあそこまでゆったりすると5時間なんてあっと言う間で、最後は制限時間内に戻るためにひたすら走った。
結果的に11か所のチェックポイントをまわってゴール。
得点としては少ないかもしれない。
けれでも僕は満足だった。
友人とお話しながらチェックポイントを楽しんでいく。すれ違う参加者たちと挨拶して言葉を交わす。そしてランニングもきちんとする。十分に楽しめた。
チェックポイントを一つでも多くとるために必死に走る。もちろんそれが本来の姿だろう。
でも家族や友人と楽しみながらチェックポイントを回っていくスタイルも僕は十分にありだと思う。
初めて参加したフォトロゲはとても楽しかった。またやってみたい。
この大会を紹介してくれたチームメンバーや、一緒に参加してくれた友人、そして笑顔の多いスタッフ、本当に感謝です。ありがとうございました。