本日は、津市久居北口町C様邸新築工事現場に住宅検査報告書作成のため基礎の写真撮影に訪問しました。

現場では、型枠が外れており綺麗な基礎が完成しておりました。

 

 

 

ジャンカ(基礎コンクリートの一部に砂利が集まってできた隙間)やヒビ割れの有無を確認しましたが、さすがアール軍団の基礎屋さんです。一つもありませんでした。

一方で、上下水道工事も進行しており逃げ工事(基礎へ配管をころがす工事)が実施されており、上棟への準備が着々と進んでおりました。

 

そんな中、お施主様が足場スペースにある多肉植物を移設しようとしておりました。お施主様はそれを大切に育ててきた様で手伝ってくれないかと依頼されました。

私は、入社する前から社長から毎日「頼まれごとは、試されごと。頼まれた以上のことをしよう心がけなさい。」と教わっておりますので、もちろん引き受けました。

お客様が感動する結果を出そうと思い多肉植物の移設作業が始まりました。

 

 

移設する中で、ひと際かわいい植物を見つけました。これは、「ハルモエ」という植物でメキシコ南部で成長していることが最初に確認された多肉植物です。初夏に白い星型の花を綺麗に咲かせるそうです。こう見えて生命力が強く、この果肉ひとつが誤って落ちてもその葉からまた芽が出て成長する種類だとお施主様から教えていただきました。

多肉植物の移設も終わり、ひと段落がついたところでお施主様がもう一つ移設したい木があるとおっしゃったので、もちろん手伝いますといいました。

 

 

しかし、その木が植えてあった場所の土がとにかく固い!!!力いっぱいスコップで何度掘ってもビクともしません。

お施主様も必死で掘りましたが結果は同じ。途方に暮れました。

そこに救いの手を差し伸べてくれたのが、上下水道工事をしていた設備屋の方々です。

 

 

こちらのハツリ機(削岩機といいます)をかしてくれました。この機械を用いて掘るとまるでアイスクリームを削っているかのように固い土もどんどん掘ることができました。

おかげで、レモンの木を無事に移設することができました。

お施主様からもお礼のお言葉もいただき、飲み物までいただきました。

ありがとうございました。

 

 

とはいえ、この移設に伴う土を掘る作業。設備屋さんたちは、私の倍以上毎日掘っていると考えると自然と感謝の気持ちがこみ上げてきました。

いつも本当にありがとうございます。

さぁ、いよいよ上棟まであと2週間です。楽しみです。