★はじめに
パートナーがうつ状態で苦しんでいると、恋愛を続けるのは大きな挑戦です。
うつ状態のせいで、パートナーが遠く離れているように感じられます。
又は、負担に感じたり、孤立しているように感じるかもしれません。
それはあなた方の関係性が問題というわけではありません。
2人一緒に、この問題に取り組むことはできるのです。
その方法をお伝えしましょう。
但し、うつの兆候の現れ方は人それぞれですし、関係によっても変わることを心に留めて
おくことが重要です。
私からヒントや提案をお伝えすることはできますが、限界や妥協策、取り組めることを決め
るのはあなたとパートナーだけであることを忘れないでください。
1.パートナーのうつ状態を自分のせいだと思わない
うつ状態の重要な症状の1つが、歪んだ現実感です。
あらゆることが実際より悪く感じられ、朝ベッドから出ることすら苦痛に感じられる日もある
でしょう。
うつ状態になった人が恋愛している場合、デートをすること、セックスすること、あるいは普
段の会話をすることにさえ無気力になってしまいます。
これらの、恋愛関係に不可欠な要素にパートナーが興味を失っている状態はつらいもの
です。
同時に、これらのことに興味がない理由は、あなたとはまったく無関係である可能性が高
いのです。
問題なのは、ほとんどのうつ症状が、うまくいっている健全な人間関係を直接的に否定す
るということです。
もし関係が良いなら、2人とも自信を持ってください。
新しいことにトライしてみたり、ほかの人たちと活発に会ってみたりしてはどうですか?
定期的にセックスをしましょう!
パートナーが仕事から帰り、ほとんど何もしゃべらず4時間もネットサーフィンをし、その後
10時間寝てしまうような状態を、うまくいっている関係と呼ぶような人間関係ガイドは、ほ
とんどありません。
ほかのカップルなら警告のサインだと思うことが、あなたの日常になってしまっているので
す。
これらは警告のサインかもしれませんが、必ずしもあなたのせいではありません。
もしあなたのパートナーが足を折っていたら、あまりデートやセックスはできないかもしれ
ませんが、その理由は明らかです。
でも、うつ状態の場合、問題は目に見えません。
決め手となることが何もないため、あなたが原因だと思いこみやすくなります。
うつ状態に苦しむパートナーが、他人の前ではいつもと違うように振る舞っているのを見
てしまうと、なおさら自分のせいだと思いこんでしまうことがありますが、実はそれは悪い
ことではないそうです。
自分ごとだと思わないのは難しいことです。
自分のせいで愛する人をうつ状態にさせてしまったのではないかと思い、それを否定する
のはなおさら難しいでしょう。
うつ状態になると、自分自身でいることに対して完全な無力感をおぼえます。
さらに、愛する人、すなわち本当の「自分」を知っている人の側にいるときは、その10倍も自
分自身でいることが難しくなります。
知らない人といるときは、むしろ気楽でいられます。
それは演じるからです。
少しの間だけ、うつ状態でないように振る舞います。
それを見ると、パートナーは本当に傷つき、うつ状態を引き起こしているのは、本当に自分
なのではないかと思うかもしれません。
しかし、それは違います。
もし、あなたの愛する人が。あなたの側にいるときにうつ症状がでているなら、奇妙なことで
すが、それは良いサインです。
あなたとその状態を分かち合えるほど、あなたを愛し信頼していることを意味します。
時にはそれを隠そうとし、あなたを避けるかもしれません。
それでも、あなたにできる唯一のことは、ただそこにいることだけなのです。
健全な関係であっても、誰かの精神的な健康をあなただけのせいにしないでください。
うつ状態はパートナーの性衝動を抑え、あなたのおしゃべりを退屈に思わせ、うつ状態でな
ければ楽しんでいたかもしれないことから楽しみを奪います。
これらは確かに対処する必要のある問題です。
でも同時に、うつ状態であることと恋愛で不幸になることはまったく別の問題であると理解す
ることが大切です。
パートナーが、不幸の原因があなたではないと言う限り、その言葉を信じ、一緒にほかの問
題に取り組みましょう。