ストレスに負けない元気な心をつくるには~その12~ | うつ状態で苦しむあなたを助けたいのです!

うつ状態で苦しむあなたを助けたいのです!

私が躁うつ病を発症して29年目になりますが、躁とうつの波にもまれて苦しみのどん底にいた状況から8年前にようやくうつ状態を克服し、躁うつ病を薬だけ飲んでいれば症状が出ない寛解に至りました。今度はあなたが寛解する番です。

★過ごし方を変えよう!PART2

 

●人間の脳の発達は大きく分けて3つ

 

人間の脳は大きく3つに分かれて発達してきました。

 

植物脳、動物脳、大脳新皮質の3つの脳で、それぞれの働き方が違います。

 

植物脳は、生命の一番大事な、心臓を動かしたり、呼吸をしたり、生命を守るための最低限

必要な機能をつかさどり、動物脳は、食欲や性欲、睡眠欲など本能をつかさどります。

 

この2つが生命中枢と呼ばれ、ここに自律神経中枢やホルモン中枢、免疫中枢などがありま

す。

 

その上に発達したのが、知的活動を可能にする大脳新皮質です。

 

〇知っておこう!

 

◎脳の活動が偏り、脳内物質のバランスが崩れると、心の病気になりやすくなる

 

脳は、今送られてきた情報のすべてを複雑な神経伝達回路を駆使して、今までの記憶とや

り取りし、感情を作り出したり、次の行動を指令したりします。

 

しかし、脳の働きが偏り、低下していると、こうはいきません。

 

不安を感じるストレスホルモンが出過ぎてしまったり、ちょっとしたことがあっても平常心を保

つためのセロトニンがうまく働かなくなったり、脳内の神経伝達回路に変調が起きやすくなっ

たりします。

 

これがうつ病などに陥る落とし穴となります。

 

●神経伝達のやり取りをしている脳内物質

 

1.ドーパミン

覚醒作用とやる気のもと

 

2.セロトニン

脳内ホルモンのバランス役

※睡眠や精神の安定に不可欠。不足するとうつ病の危険が!

 

3.βーエンドルフィン

鎮痛、快楽、リラックス

※副交感神経の働きを高め、緊張をほぐす

 

4.ノルアドレナリン

心身を緊張させ、活動させる

 

5.ACTH(副腎皮質刺激ホルモン)

ストレスを感じたとき

※防衛、攻撃本能を高める。過剰になると、活性酸素を増やし、細胞を老化させるもと。

 

 

◆過ごし方を変える方法もカウンセラーとよく相談してみよう!

https://www.utsujoutai.net/