本仮屋ユイカ「ゴンゾウ」 学業と両立「必ず卒業」 | うつ状態で苦しむあなたを助けたいのです!

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私が躁うつ病を発症して29年目になりますが、躁とうつの波にもまれて苦しみのどん底にいた状況から8年前にようやくうつ状態を克服し、躁うつ病を薬だけ飲んでいれば症状が出ない寛解に至りました。今度はあなたが寛解する番です。





 テレビ朝日の広報の女性から取材時間変更の電話が入った。


 「本仮屋さんが授業に出たいというので、夕方にしてくださいますか」


 何しろ彼女は現在、都内の大学の演劇学科に通う3年生。10歳でこの世界に入りながら学業も怠りない。


 「大学で理論として教わることは、今まで現場でやってきたこととつじつまが合っているんです。最近になって両立は大変だなと実感していますが、必ず卒業したいですね」。授業から駆けつけると、そう決意を口にした。


 「ゴンゾウ」で挑んでいる初の刑事役、遠藤鶴は、警察一家の家族に対して劣等感を抱いているという役どころだ。


 「高校3年の妹(モデルの本仮屋リイナ)のことがすぐ頭に浮かびました。すごくかわいくて、人の懐に飛び込むのが上手なんです。私にないところを全部持ってるの。ライバルになったらかなわない」と屈託がない。


 実際に30代の女性刑事と話す機会も持った。


 「人の心を扱うデリケートな仕事ですよね。刑事と言えば、かっこよさやシャープなイメージが先行するけど、あったかくて天使みたいな人。それが鶴の立ち位置だと思う」


 共演の内野聖陽、綿引勝彦、高橋一生らとの食事会に参加したとき、綿引からこんなことをいわれた。


 「役者なんて大したことできないんだよ。カメラや音、光を当ててくれる人がいて、初めて僕ら生きるんだ」


 「感覚ではわかっていたけど、言葉にして聞いたのは初めてでした。『ゴンゾウ』というドラマをみんなが愛してる。終わったらきっと泣いちゃうだろうなあ」


 思い出深い作品に、高1のときに撮影した映画「スウィングガールズ」を挙げる。


 共演した貫地谷しほりとは今も親友の仲だ。「2人とも東京出身で珍名でしょ。貫地谷は全国で6軒くらい。私の場合はテレビの番組で調べてくださった情報によると28軒くらいあるとか」と笑う。


 この映画から大きく羽ばたいていった上野樹里、貫地谷とともに、演技力には定評がある。


 「いわれたことを100%具現化できる女優でありたい」。


 20歳の発言。女優は天職と言っていいだろう。


(松本明子)



 もとかりや・ゆいか 


昭和62年9月8日、東京都生まれ。12歳のとき、NHK教育の子供向け科学番組「わくわくサイエンス」でテレビ初出演。ドラマ「3年B組金八先生」「世界の中心で、愛をさけぶ」などの後、平成17年、NHK連続テレビ小説「ファイト」でヒロインを務めた。9月13日放送のフジテレビ「ありがとう!チャンピイ~日本初の盲導犬誕生物語(仮)」に出演する。


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 わたしは、3年前のNHK連続テレビ小説「ファイト」を毎朝見ていて、この子はきっと大成するに違いないと思った。


 何より笑顔によどみがない。


 心の底から楽しげな笑顔を持っている。


 誰しも異性の笑顔には弱いものだ。