以前、私はこれまた小さな放送関係の仕事についておりました。
大学を卒業してこれからどうしようかなという時に友達に誘われて何となく入った会社でした。
朝は早く5時からなんの楽しさもなく、毎日毎日ボーっと雑務をこなして深夜に帰るという毎日でした。
睡眠もろくに取れず食事もインスタントばかりで不規則な生活を送っていました。
そして、ある日会社が給料を払えないとなり辞めました。
まぁ自分から辞めるよりいいよなぁ、転職活動の際に給料未払いでしたって言えるなぁなんて考えてました。
自分が何をやりたいのかわからず、とにかく転職活動をする。
お菓子会社の面接時に志望動機を聞かれ「御社のチョコレートが好きだからです!」と答えお祈りメールをいただく。
従兄弟の紹介の警備会社の筆記試験を受けた時はあまりの過酷な将来がまっていると思い見事0点を取り従兄弟からお祈りの言葉をいただく。
車の説明書を英語訳する会社の面接を受けに行き「やるかやらないかは、あなたの返答次第です!」と言われとても好感触で少しやってみたいと思ったが、
勤務地が遠く「考えますね。」と答え面接官をドギマギさせる。
ハローワークで紹介をされた放送関係の会社はとんでもない圧迫面接では退職理由は「給料の未払いです」と伝えると、
「うちもどうなるかわからないよ?その時どうするつもり?」と聞かれ、そんな事しるかよ、お前らががんばれよと思いながら「困っちゃいますね」でお祈りメール。
保険の面接に行きカタギには見えない所長という人に「やっとく?」と聞かれ「考えます。」と答え激怒される。
そんな毎日を過ごしながら、バイトを始める。マンツーマンで教える塾だ。
そこのシステムは稼働できる曜日と時間を伝えると生徒をあてがってくれるシステムだった。
だから最初は所属しているだけで生徒は0。収入も0。
しかし、しばらくするとこの日来て-と言われ生徒さんに教える。そして、入会をする。
1人1時間教えて2000円の時給だった。
その後も徐々に生徒が増え月収は10,000円ほどになった。
その間も転職活動をしつつ、失業保険をもらいながら生活をしていた。
しかし、失業保険給付期間の3ヶ月が終わりいよいよヤバくなってきた。
その間にも塾に行き教えて、それ以外の日は公園にいるか転職活動をするかの毎日。
ある日、塾の社長から「ここの受付で働きなよ」と言われた。
普段から冗談しか言わない社長の言葉を軽くあしらい転職活動をする。
しかし、どこもダメ。
これはいよいよヤバイとなった時、塾の社長の言葉を思い出した。
そうかそうか、あの塾で働けばいいのかと。
塾に行き社長に働かしてくださいと頭をさげると、「いや無理だよ。人を雇うお金がないよ」との事。
こりゃダメだと思ったがもう生活もままならい僕はなりふり構わず「時給500円1日1時間でもいいのでお願いします」と粘っていると、
社長が根負けした。
条件はさておき、とにかく働き口を見つけた。
社長からメールが入りとりあえず明日は10時から来て、仕事内容教えて今後についても話そうとの事。
その日のご飯は美味しかった気がする。
とりあえず職を見つけた。
時給500円。それでもいいんだと言い聞かせ転職活動に幕を閉じた。