人間の本性について、性善説とか性悪説といういいかたをよくするが、

 

俺にいわせれば、すべての人間に「善への欲求」とでもいうものがある。

 

人間はみな、正しく生きたいという心があるのだ。

 

また、人間というのは弱いもので、生活が困窮したり性欲が満たされなかったり権力欲が大きくなったり強いストレスの下に置かれたりすると、いとも簡単に他者への攻撃欲求が「善への欲求」を打ち負かしてしまう。悪事に走ってしまう。

(親戚で邪魔者扱いされて育った子がヤクザになったりすることが多いが、そういう人でも生まれた時には「善への欲求」を持っている)

 

要するに、性善説オンリーや性悪説オンリーでは人間を理解することは出来ないのだ。「天使と悪魔」の両面を持っているとしかいいようがない。