李斯が推しになる話!キングダム70巻より | ぐっどねすぶっく

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どうも、ハンモックです。

 

ちょうど今日から映画「キングダム 大将軍の帰還」が始まってますね。

作品全体でも重要と言われる馬陽編の(おそらく)最終盤の映画化であると

話題になっていると思います。(まだ見てないですが)

 

今回はそんなキングダムの単行本70巻から特に印象的な李斯の話をしたいと思います。

李牧でも王騎将軍でもなく、李斯?しかも最新刊じゃないんかい?と

言いたくなるかもしれません。

 

最近出かけた漫喫で最新刊が借りられており、置かれてた70巻を読んだのですが、

「李斯、推せるわ~~~」となりました。その時の感想を映画放映記念に、

李斯が皆さんの推しになることを願って、ここで書こうと思います。

 

キングダム70巻って、どこら辺?

キングダム70巻ですが、時系列的には宜安と番吾、2つの大きな戦の間の話です。

大まかなあらすじは、集英社さんより引用します。


人の“本質”は何だ…!?
紀元前233年 韓非子招聘
趙国・宜安に進出した秦だが、李牧の前に敗れ、桓騎軍が全滅。大敗を喫してしまう。
国内に重たい雰囲気が漂う中、エイ政に呼び出された信は、六大将軍・騰と共に韓へ。
王都・新鄭の下見をすると同時に、希代の思想家・韓非子を秦へ招聘する任務を受け…!?

 

 

 

個人的に地味だけど重要な巻だと思ってます。

地味と感じる理由は、上記の大きな戦の間にあたる巻で、

70巻では大きな戦はありません。

 

ですが、韓非子、姚賈、尾平の結婚、信と羌瘣の、、、であったりと、

登場人物たちが深堀されるエピソードが多かったように感じます。

その中でも特にクローズアップされたと感じるのが李斯です。

 

李斯が熱い!!!

過去の李斯のイメージでは、色々と思考を巡らせるシーンが多いことから、
理屈っぽいイメージであったり、呂不韋に仕えてた時の手段を選ばないところから
冷徹なイメージであったり、と全体的に冷たいイメージが強かったです。
 
ですが、70巻を読んで、180度イメージが変わりました。冷たいイメージが
あった李斯が、実は熱い男、なんなら激情家と言える男であると気づきました。
 
ネタバレになるので詳しくは言えないのですが、李斯と韓非子のエピソードが
とにかく熱いんです。李斯と韓非子、2人とも感情を表に出さない印象がありますが、
2人が互いへの感情や思いをむき出しにして話すシーンには、胸が熱くなります。
 
特に李斯は、中華統一への思いを語ったり、韓非子のことで動揺したり、
など感情が表に出るシーンがたくさんあります。
蒙武、昌平君、蔡沢と言った元呂氏四柱の他3人に比べて、注目される
機会が少なかったですが、李斯の様々な面が見られました。
 
あと、これは個人的な好みなんですが、クールな男が感情をむき出しにする
流れって好きなんですよね。
 

終わりに

今まで目立つことが少なかった李斯ですが、70巻で印象的なシーンがたくさん
ありました。
この70巻で一気に李斯が推しになりましたね。
大きな戦が無く、地味な巻に思えるかもしれませんが、他にもキャラクターの
深堀されるエピソードが多いので、単行本派の方は改めて読むのもいかがでしょうか。
 
それでは、また。