ひの新選組まつりを見に行った後、妙に要求不満がたまる…
そういえば第3日曜は日野観光にお勧めなんだっけ。

というわけで、再び日野市へ観光へ行きました。
先週はお祭りばかりで資料館へは行けなかったので
資料館めぐりです。

でも開館時間の関係で、最初は高幡不動尊の「ござれ市」から。
境内で第3日曜に開かれている、規模の大きな骨董市です。
新選組とは関係ないと思います。


そこで男ものの良さげな袴があったのですが
18000円と妙に高い。
そりゃそのはず。仙台平(正絹)でした。もちろん正装用。
良さげな袴じゃなく、良い袴でした。
用途を考えると明らかにオーバースペック!
後ろ髪を引かれつつ店を後にしました。

時間が余ったので境内を回っていたら、
地図に「高幡城址」と書かれていたので見学に行きました。


残念ながら「高幡城址」等の碑はありません。
結構広めの本廓ですが、あまり城といった感じはしませんでした。
詳しい人なら分かる…かも?


城から降りた後、暑かったので
門前のあじさいソフトクリーム(ミックス)を食べました。
250円と良心的。ブルーベリー味。
あじさい味だとネタ的に面白かったのですが、
あじさいって毒がある可能性があったっけ。
しっかりとした果実感とすっきりとしたあと味が美味しかった。


次に「新選組のふるさと歴史館」へ。
今日見た中で、もっとも俯瞰的な視点の新選組資料館です。
一番最初に見ておくのがお勧めかな?
市役所には近いものの他の観光スポットから遠いのがネック。
常設展示は解りやすく非常に良い感じだったのですが、
2Fの特別展「二十一世紀の新選組」にこだわりを感じた。
新選組と創作の関係をきわめて真面目に考察しています。
基本的に「創作も広い心で楽しもう!」というスタンスなのですが

展示室にいれなかった作品群が
部屋の外に飾られ…いや、晒されていました。
そこの中に、クソゲーとして有名な
「りんかーねーしょん☆新選組っ!」の姿が…
紹介文にもかなりの憤りを感じましたw
やっぱりそれは許容範囲外だったか!


これから先の博物館はいずれも個人経営で、
基本的に第1・第3日曜日のみ開館。
そのため市とあわせて第3日曜日が観光にお勧めなのです。


先週も行列が凄かった「土方歳三資料館」。
11代和泉守兼定の最終公開日だったので普段より混んでおり、
今日の待ち時間はなんと2時間!開館と同時に並んでこれです。
女性が圧倒的に多かったけど、1割くらいはおっさんもいました。
待ち時間は長かったですが、刀(および使用痕)が見れて良かった。

駅近くに移動し、「佐藤彦五郎新選組資料館」へ。
そこには佐久間象山の掛軸や宇宙戦艦ヤマトの作者ととった写真も。
佐藤彦五郎から見た新選組なので表舞台系の展示は控えめですが
親切に解説してくれるため、バックグラウンドが良く分かります。

最後に「井上源三郎資料館」。
最近出てきた資料で人物像が変化しただけあって
私にとっては新鮮な話ばかり。
展示物はやっぱり控えめでしたが解説は聞きごたえあり。


非常に充実した資料館めぐりだったんですが、
時間的にはかなりぎりぎり。
土方歳三資料館の待ち時間の関係で、昼飯をすっ飛ばしました。
駐車場代覚悟で車で回ったのでなんとか間に合ったのですが、
電車で全て回るのは厳しいかもしれません。

ちなみにいずれの資料館にもあのだんだら羽織の資料はなし。
今でも「~とされる」レベルなので、
どっかから本物が出てくればまた歴史が変わりそうなんですが…
出てきてほしいなぁ。