「イエスです…ヨセフの子です」
ガブリエルが腰を抜かし
「ハ!ハレルヤ!」
一堂も固まった
岡崎が顔をおおい
「思い出したか…鈴木くん」
薪が鈴木に抱きつき
「ジ!ジ―ザス!ジ―ザスクライスト!」
青木を見て
「あなたのいう通り、私は石をパンにも変えなければ、水を葡萄酒にも変えてない…まさに 話に尾ひれもせびれもつきまくったんです…でも」
「ぺトロやユダには罪はない。私が彼らがローマ人たちに脅されているのを知っていた、それで私を売るように言ったんです」
「それでも裏切りには変わらない!自分の師匠だぞ!俺は最後まで一緒に闘った!
あなたと死ぬつもりだった
そして、一番弟子のぺトロが許せなかった!
あなたは今でも スイス人の時もあのように、人のために死んだ。それがあなたの生き方なら、神なんかいない!
薪さんに罪をなすりつけ死ぬのが、人々の罪を引き受けることになるなら
神の愛なら…そんな神は俺はいらない!
偽善の神だ!」
「薪のことは、俺だって何とかしたいさ…でも運命が作られてしまったんだ
お前がぺトロを憎み仇を打った時から…」
薪が
「青木…どういうことだ?」
岡崎が
「ストップ!そこまでだ!薪くん!こっち来なさい!」
「僕の父親か?」
青木が固まった
「そうなんだな…ぺトロが、親父なんだな…」