青木はうなだれ、
「失礼しました…」
立ち上がろうとした
ガシッ
「待て!行くな!」
「薪さん?」
薪が叫びに似た声で
「ミハイル様!」
「薪くん…」
「こいつを…こいつを 天使にしてください!」
「薪さん…」
「青木!馬鹿やろう!何が喰われてもいいだ?お前早死にしたいのか?
お前みたいな馬鹿は人間のままでいたら」
あいつみたいに
薪の頭に鈴木が血まみれになって倒れている映像が…
「お願いします」
頭を下げた
「薪くん…人間は天使にはなれない 力を与えることはできる…
だが」
岡崎は頭を下げる薪と
呆けたように口を開けた青木を見た
「青木くん…薪くんから離れてくれ、いや…無理だな君は…」
薪は怪訝な顔をした
ミハイル様は青木を恐れている
「かわいいガブリエルの子の頼みだ しばらく天使の力を与える
だが」
ミハイルの目が険しくなった
「この力をあまねく人々の為のみに使うと誓うか?」
薪の苦しみがミハイルを動かした
「人々の為のみに使うと誓うか?」
「はい…」
「薪くんは私が守る君は私の使徒となり人々に奉仕せよ
天使の最低限の条件だ」
青木は
薪をフランス料理店やイタリア料理店に連れて
ベンツの中でハグハグしているミハイルに
あまり最低限の条件を備えていない気がしたが…
隣で震えて頭を下げる姿に
「ち 誓います」
ミハイルはグラスを一つ注文し
青木にバロオロをついだ
3つのワインに手をかざし
「我は天を護りしもの神の御前に立つもの
あまねく世を作りし創造主よ
父と子と精霊の名において
この男を神の似姿たる男を
今しばし力を与えたまえ」
ガブリエルが来た
ラファエルロがガブリエルに手錠をかけられ
ウリエルも来た
「4大天使の前で飲みなさい」
ミハイルの手から光が出てワインに入った
「さあ、我らの血になるワインだ ぐっと」
ぐっと?(-o-;)