妖精観察:女同士の戦い

遅くなってすみません
いやはや色々ありまして…

今日の妖精はこの間のツケがまだ終わってないらしく、忙しいみたいです。
昼休みに
「調べものがありますぅ」
と休憩室にも顔を出さないので平和だなーなんて思ってます

どうも、私です

金曜日の話です。
木曜日に泣かせちゃって気ぃ重いわーと思いながらも出勤しました。

本当に行きたくなかったみたいで無意識にノロノロしていたらしく五分前に着いちゃいました

今日も給湯室に行くとヤカンがボコボコ沸騰しており、窓は開けてない、ゴミは捨ててない、しかしコーヒーだけはセットされてるという状態でした

まぁ…遅くなったしな…でも換気はして欲しかった…

とムンムン熱気がこもる給湯室で先に熱々になったヤカンのお湯をポットにうつしていると
ギリギリセーフでCさんが到着、窓明けをしてくれました。

Cさんが驚いたように

「どうしたの？いつも早い妖精ちゃんは来てないの？」

と言うので私もさっき来たし、給湯室はこの状態で放置されてましたよと言うと

「え…危ないじゃん…」

と困ったように言いました。
昨日の話をCさんにざっとして、忙しいみたいですから…とヘラリと笑って言うとCさんは真面目な顔で

「…思ってたんだけど…あの子要領悪くない？」

ﾊｯΣ(ﾟ□ﾟ;)

「洗い物や片付けだってあの子いない方が早い気がする…」

ｳｯΣ(ﾟ□ﾟ;)

「銀子ちゃん、毎日居るんだから気付いてなかったの？」

…薄々は…(-_-;)

「でも注意しても人の話聞かないのよねー、逆ギレ起こしてどっかいっちゃうし…
10代、20代の子ならまだ若いから…ですむけど30代だしねぇ…もう直らないよね…」

はい、手遅れかと思います

「あ、解った態度で示せば良いんじゃない？」

どうやってですか？(?д?)

？？？となっているときに社員さんが偶然コップを洗いに来たのでCさんが洗いますよと受け取り、洗おうとした瞬間、妖精が別の食器を持って

「おはようございますぅ」

とやって来ました。

洗い物をしようとしたCさんを目ざとく見つけ、

「私も洗い物あるんでぇ、私が洗いますぅ」

とCさんの横にピッタリ寄り添い、洗い物を奪おうとしましたが、Cさんも負けずに

「いいよー、私が先に使ってたんだしついでに洗うよー」

と頑として動きません。
狭いシンクの取り合いが始まりました
まるでおしくらまんじゅうのようです

「いいですよぉーやりますぅー」

「大丈夫だって、私がやっとくよ」

もうどうしたら良いのか解らず、後ろでオロオロする私

態度ってこういう事ですか
何か違う気がしますよ…

最後まで見守りたかったんですが社員さんに呼ばれて給湯室を後にしました

あ、Σ(ﾟ□ﾟ)
謝るの忘れ…まぁいいか

しかし、前にも疑問だったけど何で妖精は洗い物をしたがるんだろう？(?д?)

お昼になり、妖精は

「調べものがあるのでぇ、休憩室には行きませぇん」

と言うので、Cさんと二人で佐藤健と向井理はどちらがカッコイイかについて熱く猛討論し、いい時間を過ごしました(笑)

あ、私、向井君派で(笑)

帰りも何か妖精忙しいみたいで、中々片付けに来なかったのでほぼ一人でやったらいつもより20分も早く終わり、後から来たCさんは

「やっぱり洗い物の主導権は握っといた方がいいと思う、頑張ってね」

と去っていきました。

丸投げΣ(ﾟ□ﾟ;)

そんな感じの金曜日でした。