昨日は妖精おとなしかったので観察記録はお休みしてましたが
今日は朝から妖精が試験と分析の社員室でくっちゃべってるから頼むと総務でコピーをする用事を頼まれました。
コピー機の用紙がなかったので総務の社員さんに総務用のコピー用紙の場所を聞いていたら妖精がやってきて
「どうしたんですかぁ」
と縄張りに入ってくるなと言わんばかりの剣幕で会話に入ってきました。
「コピー機の用紙がなかったから補充しようとしてただけだよ、もう場所わかったからいい」
と用紙を補充していたら
「コピー機の用紙って何処にあるのか解らないですよねー」
とすっとぼけた事を言うので
「…君は今までコピー機を使ったり用紙を補充したこと無いの?」
とドキドキしながら聞くと
「無くなってもぉ放っといたらぁ、誰かが入れてくれるからぁ楽ですぅ」
と胃の痛い返事が返ってきました
無視してコピーを済ませて戻ろうとしたら
「そういえばぁ、誰が補充する係なんですかぁ?
その人に言えば楽ですよね」
と更に胃痛を悪化させる事を言うので
「今は知らないが君の前任の○○さんはまめにチェックして無くなる前に補充してたよ」
と精一杯の嫌みを行って仕事に戻りました
そんなこんなでお昼近くにになりましたがいつもはやたら早く来て社員さんのお茶の準備する妖精が来ません。
珍しく忙しいのかな?と思い、大して気にもとめてなかったんですが一人でお茶の準備をして正午になったのでお弁当を持ってバイトの休憩室に行くと
妖精が先にスタンバっていました。
えー…(´Д`;)
いつからいたんだよー…
妖精は相変わらず謎のカップスープを小さいスプーンでズルズルすすり、
「今日はぁ、凄く忙しくてぇ、疲れちゃったんでぇ、準備出来なくてすいませぇん」
と謝り出しました。
「…いや、忙しいなら仕方ないし私も忙しい時は君にしてもらってたりするから…お互い様だし気にしなくていい」
と「疲れちゃった」には一切触れずにお弁当を食べ始めました
妖精は相変わらず気にしてないようで更に続けます。
「何かぁ、凄い大変でぇ、疲れちゃったんですぅー」
「何かぁ、忙しくてぇ目が回るーって感じですぅ」
「疲れちゃって具合悪いんでぇ、今日はこれだけですぅ」
「あー…疲れたぁ、何かぁ、大変なんですよぉー」
「…忙しいの?」
根負けして目も合わさずに聞きました
妖精は嬉しそうに
「そうなんですぅ、何かぁ、朝ぁ
『コピー用紙の場所が解らない』
って私ぃ、言ってたじゃないですかぁー
そしたらぁ、所長が聞いてたみたいでぇ
『君はここの仕事をどのくらい理解してるの?』
とかぁ私にぃ聞いてくるんですよぉ」
…は?
「『言われたことはちゃんとしてますよぉ』
ってぇ言ったらぁ総務のバイト用マニュアルを出してきてぇ、
『言われなくても自分から進んでやる事も覚えないとダメだ』
とかぁ言い出してぇ…」
ほー…確かにそうだな
「今までぇ面倒くさくてぇやってなかった仕事とかぁ持ち出してきてぇ
『あれはどうしたの?これはどうなったの?』
ってぇ面倒臭く絡んできてぇー」
所長、たまにしか来ないけどグッジョブだなー
「結局、全部やってないしぃやり方も忘れちゃったからぁ解らないって言ったらぁ
所長、隣の棟の人事課の××さん朝から呼び出してぇ、今つきっきりで教えられてるんですぅ」
えーーーーーーーー
Σ(゚□゚;)
アンタ入って何ヶ月ですか
どこまで人に迷惑かける才能あるんですか
びっくりしている私をよそに
「酷いと思いませんかぁ」
と激しく同意を求める妖精。
うん、お前がね
つか前任の○○さん、仕事辞めてからも何日かこっち来てアンタに引き継ぎしてたじゃん
あの時、タダ働きだったんだよ
何だかモヤモヤしたのでぶーたれる妖精を無視してまた即眠りにつきました。
帰りも給湯室で片付けてる時にうざったく
「あー疲れたぁー
丸一日つきっきりですよぉー」
と絡んでくるので
「自業自得だろ、教えてもらった時に何ですぐやらなかったんだよ」
と冷たく言うと
「急ぎじゃなかったからいいかなぁって思ってたんですぅ」
と言い返すのでイライラしながらも
「教えてもらった時にメモとかとらなかったの?
メモしてたらわざわざ人事課の××さん呼ばなくても出来たんじゃないの?」
と頑張って言ってみました
「ふーん、皆そうしてたんですかぁ?
私ぃ、物覚えいいからぁ、要らないと思いますぅ」
ぐ…キレるな私、頑張れ私、
「でも忘れて××さん呼んだんでしょ?
今回聞いたことはメモしたの?」
と言うと
「私ぃ、物覚えいいから大丈夫なんですぅ
もぉ何なんですか
イライラしますぅ」
とキレてきたので普段なら無視している所ですがくそ暑い給湯室でついムカッとして
「アンタの物覚えとか正直どうでもいい、
呼び出されて一日アンタに拘束されて仕事潰された××さんが気の毒だって言ってるんだけど」
とかなりきつめに言いました
妖精はびっくりしたのか顔を突然歪め、
「銀子さん酷いぃ
私はぁ頑張ったのにー
人の気持ち解らないなんて信じられないですぅー」
と大声でヒステリックに叫び去っていきました。
余りの音量と高音に耳がキーンとなりました
すぐ後にBさんがやってきて
「廊下まで響いてたけど妖精さん泣かしたの?」
と聞いてきたのでキンキンする耳を押さえながらもうどうにでもなれと思い、
「知らんアイツが勝手に泣いた
…騒がせたのは悪かったです…すいません」
と言ってさっさと帰りました。
あー…イライラしたとはいえ、大人げなかったかなぁ…けど泣いちゃったし…言いすぎたのかなぁ…
もう明日から行きたくないよぅ…
そんな木曜日でした…
謝った方がいいのかなー