長いので続きます。
アツはナツイです
どうですか?冷えましたか?
どうも、私です
今日は肝が冷えました
朝から妖精が饅頭持ってきてCさんと配ってました。
妖精はD係長が出張で居ないことをいいことに社員室に入り、
「銀子さんとCさんとこのぉ試験と分析の社員室ってぇ、
蟻が来るから配るの怖いですぅ」
と言いたい放題です(笑)
おいおい、そりゃ私らが蟻を呼んでいるとでも思ってらっしゃるのかしら?
貴女の真後ろで饅頭配ってるCさんがキレてますよ。
めっちゃ怖い顔してますよ
私は仕事があるので手伝いませんよ
などと思いつつ、
「暑いですぅー」「ダルいーですぅ」「キツいですぅー」
と喚きながら饅頭をBさんに勧める妖精を完全無視をして社員室でお茶の準備をしていると
「銀子さぁん、忙しいならお茶の準備とか
全部やっとくんで仕事行っていいですよぉ
あ、Cさんもこっちは大丈夫ですからぁ」
と言うのでまぁ、忙しかったので多少の不安はありましたが妖精に任せて私は試験棟に、Cさんは二階の仕事場にそれぞれ移りました。
暫くするとBさんがやって来ました。
「銀子さん助けて」
「断る」
一刀両断してみました。
「かくまってくれるだけでいいからー」
Bさんに泣きつかれ、やれやれと仕事をしながら何があったか聞きました。
「妖精さんがあまりにも暇らしくて
『銀子さんとこの試験業務かCさんとこの手伝いをしたいですぅ』
って試験課の人に言いはじめちゃって…」
「はぁ危険物や毒物あるんだよ
今すぐ断って
」
「Cさんの分析は僕断ったけど、
試験は課が違うから口出し出来ないよ
試験課の人も断ってたけど中々ひかないから
一応Fさんが書類の整理を頼んでたよ」
えーΣ(´Д`;)
いやさ、
『仕事取らないで』
みたいな感情はないんだけど…
アンタ受付嬢で電話番じゃ…
いやいや、仕事かえって増えなきゃ良いなぁ…
「君は総務だろ?って言ったんだけど
『銀子さんだってCさんの分析課の仕事手伝ったりするじゃないですかぁ
銀子さんばっかり狡いですぅ』
の一点張りで…銀子さん前、化学系の仕事に居たから僕らも甘えちゃったからいけなかったんだけど申し訳ないことしたなぁって…」
Bさんは申し訳なさそうに言いましたが別に誰が悪い訳でもないし…書類の整理なら事務職しか経験なくても大丈夫だろうと思い、
「気にしないで下さい」
と言いましたがBさんの話は終わらず
「そんで妖精さんが社員室で仕事を始めたんだけど
僕をチラチラ見ながら
『暑いですぅー』『ダルいーですぅ』『キツいですぅー』
っていい続けられて耐えられなくなって・・・」
だから逃げてきたのか…
しっかしワガママなやつだなぁ…
まぁ、書類が片付くならいいかと思い、仕事をしてお昼に戻ってバイト休憩室で三人でご飯を食べていると休憩室に試験課の社員Jさんがやって来て
「休憩中にごめん、妖精さん、ファイリングを頼んだ書類が見当たらないんだけど知らない?」
と言いました。妖精は
「はぁ?知りませんよぉ」
と返しながら社員さんと出ていきました。
え?なんなの?Σ(゚□゚;)と狼狽えながらCさんと二人を見送りました。
暫くして妖精がめちゃめちゃキレて帰ってきて
「何かぁ、面倒くさくてぇ後でやろうと思ってた書類をシュレッダーの横に置いてたらぁ、Fさんがぁ勝手に持っていっててぇ整理して片付けてたんですぅ
勝手なことしないでくださいって怒ってやったらぁ、
『捨てる気かもう頼まないからな
』
って逆ギレされたんですぅ」
…は?
「JさんもちゃんとFさんに聞けば
私に迷惑かからずに済んだのにぃ
もぉムカついてギィィィーッってなりますぅ
」
え…?…ごめん…どこから突っ込もう…
Cさんと唖然としながら見ていると妖精は「Fさんは人にモノを頼む態度がなってない」だとか「Jさんは礼すら言わない」だとかブツブツ文句を言ってました。
昼の休憩終わりにFさんからどさっと書類を受け取り
「妖精に整理を頼んだらバラバラにしたから
ごめんけど手伝うから一からやり直して」
と言われ、目の前が真っ暗になりました。
…え?泣いてないよ…これは汗だよ
続きます。