「銀子さぁん、履歴書に写真って貼らなきゃダメなんですかぁ?」

朝から不思議な事を言う妖精。


「…貼らなきゃダメなんじゃないかな汗


何故そんなことを言い出すのかなぁと思っていたらこの間、ケーキ屋にバイトに行くのなんのと言ってたなぁと思い出しました。

どうも、私ですパー


あ、そうそう今日はCさんも来てました。
熱湯事件?があってすぐやっぱり熱かったのか妖精は水で洗い物をするようになりました。

Cさんはその件に関してはツッコミませんでした。
さすが大人だなぁなんて思ってました。

今日の妖精のお昼は饅頭とバナナでした。

「最近暑くてぇ具合悪いからぁ健康を考えたんですぅニコニコ
ケーキじゃないからヘルシーですよぉドキドキ

と言ってましたがそうじゃないんだけどなぁ…と思いつつ放置しました。

Cさんもヘルシーな件に関しても完全無視してご飯を食べてました。

私が昼寝に入った後に何か妖精と話をしていましたがすぐ寝ちゃったので聞いてませんでした汗

帰りに、妖精がまたガスの元栓を閉め忘れてたのでそっと閉めるとたまたま妖精が現れて

「何してるんですかぁ!?何で開けるんですかぁ!?
またお湯使うんですかぁ!?
何に使うんですかぁむかっ!?


と喧しく絡んでくるので


「閉めたんだよ汗
ガスの元栓はガス管と垂直に閉めなきゃダメだよ」


と教えると

「ふーん、本当なんですかぁ?
スイッチつけてみますぅシラー


とコンロに火をつけようとスイッチを入れましたが何度押しても火はつきませんでした。


「ふーん、本当なんですねシラー
私んち、IHにしたから忘れちゃいましたぁ音符


とハイテンションで言う妖精に言い訳の前に謝ったらどうだと思いましたが、私も中々謝らないのでもういいやと思いながらも


「うちは随分前からIHだけど忘れたことないけどねむかっ


と吐き捨て、睨んでくる妖精を無視して給湯室を出ました。



暑さでイラッとしたとはいえ、ちょっと言い過ぎたかなぁと思いつつ、

ケーキ屋がアイツ引き取ってくれるといいなぁ…、でも被害が広がるのはなぁ…と悩みながら車を飛ばして帰りました車DASH!