お母さんが


「干してある洗濯物が減っている!!パンツが足りない!!」


と庭から叫ぶので


何事かと妹と行ってみると母さんが


「あんたたちもとられてないか見なさい」


といわれ、パンツを確認するが特に何も盗られておらず、

大丈夫じゃない?などと妹と顔を見合わせていると母が


「…母さんのパンツが1枚ない…!」



と言った



えぇーーーーーー!!!!Σ( ̄□ ̄;)!!(←姉妹シンクロ)



妹「どんだけセクシーなパンツだよビックリマーク


私「六十路のパンだぞ!?つかマニアックな犯人だなビックリマーク


母「黙りなさい!!20、30代の娘二人のパンツ無視して犯人は母さんのパンツを選んだのよ!!

情けないと思わないの!!


私「…そもそも他人のパンツ盗むほうが人として情けないと思うけど…」


妹「どんなパンツ盗まれたの?」


母「黒で…レースで…こう…ちっちゃいやつ」


私「く、黒はまずいでしょ!!六十路で黒は犯罪でしょ!!

レースで小さいってなにはてなマークへそ上のでっかい安心パンツでも履いてなよ!!


母は私の尻を容赦なくひっぱたいた。


私「いたいよー(/TДT)/ DVだよビックリマークドメスティックな母親だよー!!


ピーピー泣き喚く私に母は


母「悔しかったら母さんぐらいセクシーなパンツを普段でも履くことね!!


と言い捨てて去っていった。


庭に残されたアラサー姉妹


妹「ねーちゃん…母さんは嬉しかったんだと思うよ…」


私「…そんな気はしてた…。

犯人…母さんのパンツどうするんだろ…嗅いだり吸ったり履いたりするのかな…」


妹「六十路のパンツとは知らずにね…」



二人で見上げた空は曇ってきており、小雨がぱらついていた。


寒さからなのか妄想したからなのか少し悪寒が走った。