相変わらずの同僚ちゃんが
私の理解の範疇を越えてきており、どーしたものかと頭を抱えています。
「私、ここのコーヒー口に合わないんですぅ」
とマイコーヒーサーバを職場にでんっと持ってきたり
「後片付け、完璧です!」
と何故かまたコンロと繋がってない方のガスの元栓を開けて給湯室にガスを充満させてたり
(ほぼ毎日…)
「いっぱいあったんで使っちゃいました♪」
と棚にしまってあった全ての布巾を何かに使い、びしょびしょにしてしまい翌日のストックがなくて困ったり
つか何に使ったのか聞いたんですが
「私、ダメ人間なんでー、使うんですよね、アハハハハ♪」
とハイテンションで言われて色々諦めてしまい、聞けませんでした
とりあえず死にたくないのでガスの元栓は紐でガチガチに縛り、更に紙に
『使用禁止』
と赤マジックで書いてそこに貼り付け、封印。
布巾は次の日の分が無くなると困るので数枚別の棚に隠し、
コーヒーサーバはある意味感心したので放置プレイで様子を見る事にしてます
そもそも所属している課が違うので私が干渉するのもなぁ…
朝と昼と帰りしか逢わないし
私も完璧じゃないしなぁと半ば諦めてましたが
今日の朝、
「これ、飲んでみてください」
と頼んでないのに勝手に飲み物をタンブラーに注がれ、蓋をして渡された
え?何?毒?
コーヒーなら苦手なんだけど…
とぐるぐる考えながら恐る恐る口にしてみた
「お番茶だ…」
彼女はにっこり笑って
「銀子さん、冷え性で困るって前に言ってましたよね、お番茶って体を温めるんです。
銀子さんの口に合えばいいなーって家にあったの持ってきました
自由に飲んでくださいね」
なんて良い子なんだ…
理解の範疇を越えるとか
ハイテンションすぎて意味解らんとか
人種が違うから諦めようとか
思ってて ご め ん !
またまた大反省をした
その日の帰り際、給湯室にて
「あれー?何でここに紙貼ってるのかな?
銀子さん、剥がしちゃいますね☆」
と彼女が今朝の力作、ガスの元栓封印を解こうとしている
Σ(゚□゚;)
待ってー
使用禁止って読んでー
開けちゃダメー
慌ててガスの元栓に駆け寄る私に
漸く貼り紙の『使用禁止』の文字を読んだ彼女は
「あー、剥がしちゃダメなんだー!
私って本当にダメですね!
アハハハハ♪」
と相変わらずのハイテンションで笑った
この子…確信犯じゃ…
ちょっと怖くなった