行ってきました!
ひつじのショーン展 と、浦沢直樹展!!

まさか一日に二個も展示会へ行くなんて・・・・!
しかし、せっかく沢山刺激を受けてきたので
記録に残さねば勿体ないと思い、ブログにしてみました!!


1.ひつじのショーン展



行った切っ掛けとしては娘が好きっていうのと
近場にあるってのと
個人的にクレイアニメーションが好きで、映像の参考になるかな程度の考えで
あと同日に行く浦沢直樹展と一緒に行けるなという思いから行くことになりました。ちゃんちゃん。

朝イチで行ったのでガラッガラでした。
むしろ朝イチなんて暇なご年配の方々が9Fの催事場を目指して行くのに
我々だけ4Fの化粧品売り場兼・イベント会場(小規模)で降りるもんで
なんでその階で降りるの?と奇異的な目で見られました・・・。
もちろん、ガラッガラなのは間違いなく吉です。

さて、ひつじのショーンはクレイアニメーションなんですが
チキンランとかウォレスとグルミットなどを手掛けたアードマン・アニメーションズの作品で 娘が大好きで毎回楽しみに見ています。
学生時代にコマ撮りアニメーションは触ったんですがまあ気の遠くなるような作業で逃げ出した記憶しかなかったよラスカル
そうだよそうやって作っているんだよ!という肯定がどこかで欲しかったんだな、と実感しました。

しかし正直なところ・・
あ●のハ●●スの4Fイベント会場なんて、ほんとチャっちい事を知っていたので
あまり期待はせずにいたんですが
まさかパペットをそのまんま置いててくださるなんて・・!

パペットてのは、あれですよ
実際に映像内で動いている粘土人形のことですよ

普通にセットがそのまんま置いてあって、隅々まで熟見することができました。
写真撮影はダメだったのでなんも撮っていませんが
しっかりと目の奥に焼き付けて帰りました。

最近はホームビデオ以外ではめっきり映像に手を付けなくなりましたが
また再開することがあればコマ撮りアニメーションにも手を出したいなと思いましたし
ゲーム制作に生かせる部分もあるなと思いました。

 


 


2.浦沢直樹展




行こうと思った切っ掛けは制作の刺激を求めて、というのはもちろんですが
新都社で浦沢直樹展のオフレポを読み、いいなと思っていた矢先・・!
大阪でも開催されると知ったからです。

浦沢直樹といえば
MONSTER、20世紀少年、パイナップルARMY、PLUTOぐらいしか読んだことなかったんですが
ストーリー展開で大変参考になる部分が多く、
また某テレビ番組の漫勉を見ているというのも理由に挙がります。

そもそも好きな漫画の原画は見たいタイプで
最近はゲーム制作に意欲的なので割とこういった展示会モンは行けるだけ行こう、という私の行動力の高さです

こちらは一部、撮影可という大変サービスの良い展示会でした。







原画展は行ってもらえば分かるんですが迫力があってゾワゾワさせられてしまいます。
しかし、これらは小学生の感想文程度の語彙力でしか表現できないため
クオリティに関しての批評はしないでおきます。

しっかり練られたプロット、プロット、プロット・・
はーはーすごい(棒)

小学生の頃から、このレベル!?
・・一方、他人に見せられるレベルの絵が描けるようになったのは
つい最近な・・・私だよ・・・・・・。

やはり漫画家が持っている信念には
今後クリエイティブな活動をしていくにあたってのヒントがあるはずで

特に、自分に当てはまるなー!と共感したのは

自分がいいなと思いながら書いている物語は
読者が読んでもいいなと思うし

自分がしんどいなと思いながら書いている物語は
読者が読んでもしんどい


この部分。
で、もうひとつ

「これは違うな」って思った部分は全部消しちゃう
なかったことにする


そうなんだよ!それだよ、それ!

しんどいイベントは無かったことにするし、
しっかりとキャラクターメイキングした重要人物もサヨウナラする。

しかし、こうも言っている

他の漫画家の影響で
最近、修正液で消すことを覚えた


(漫画の中ではなく、精神的な面での)修正能力も高いなと感じました。
というか、意外に年を取った漫画家は他人の意見を参考にして
割と容易く自分を売るなと強く感じる。

普通なら日に日に頑固になっていくだろうし
もちろん、それはそれでいいんだろうが
この臨機応変さに成功の秘密が隠されているんでしょうね。