死の舞踏
絵付けって基本的に綺麗な花とかかわいい物を描くんだと思うんですけど、そうでない物も描きたくなります。えー、何これ?って思われたい。
突然頭に浮かんだ
「死の舞踏」
昔、死をテーマにした美術の本を読んだらなかなか面白くて、その事を急に思い出したんですね。
ヨーロッパでは黒死病(ペスト)の流行後にこういう美術が流行ったらしい。メメンモリ「死を想え」「誰にでも死は訪れる」という事が盛んに言われるようになり、死をテーマにした絵画やら音楽やらが溢れていたようです。
この絵はハンスホルバインの版画の連作から取ったもので、貴族と思われる裕福そうな男女の横で骸骨が太鼓を打ち鳴らしています。
その足元で黒猫がしっぽを太くして骸骨を見てるというのは私の創作です。
中国茶器の蓋碗に絵付けしました。
牡丹と白猫にしてみました。
蓋と本体と茶托3点あるからなかなか描くのが大変。自分が欲しい蓋碗が出来たから満足。
去年描いた猫クラゲを今度はマグカップに描いてしまいました。写真では分かりにくいけど、半透明な盛り絵の具でぷっくりとした立体感を出してます。
ゆるー。
これは販売してるので買ってね。
https://www.creema.jp/c/nekopera