入院中のことを振り返ると…
やっぱり病院にいるという安心感に守られ、有り難さ、心強さがありました。
先生、多くの看護師さんにお世話になりながら、
手術前までは、痛みがひどく、
看護師さんに少し触れられただけで、
電流が走ったような激痛に、
思わず声を上げたり、涙がこぼれてしまったこともありました。
その時、いつも 笑顔で接して下さっていた看護師さんと途中で病棟が変わってしまったので、退院前に久しぶりにお会いしたら…
うっそお~
金子さーん??と遠くから笑顔で手を振りながら、
金子さん、立ってるぅ!
金子さん、歩いているぅ!と云いながら駆け寄って下さり…
思わず涙ぐんでしまいました。
それほど、痛がってばかり、
歩けなかった私はご迷惑をおかけしていました。
また入院中は自分との会話が多かったと…
今日は頑張れなかっだけど…
仕方ないよ!そういう日だってあるよ!
今日は頑張ったネ!
このあとは暫く休もうネと…
自分で自分を褒めたり、励ましたり…
入院中は、自分と向き合う時間が多いことを感じました。
もちろん、私だけでなく
どなたもが自分の病気と闘いながら、
自分と会話をしていたはずです。
時々顔を合わせるようになった別の病室の女性から、中々退院出来そうになくて泣きたくなってしまうとお聞きしたり…
リハビリ室でたまにお会いした男性の患者さんから、
いつもあなたは、頑張ってますねと、思いがけず嬉しい言葉を頂き…
皆さん、私より少しご高齢の方でしたが…
病院では年齢も、環境も関係なく…
みんなみんな、元気になりたくて頑張っている!
様々な不安や、時に希望を失いかけそうになっても、ひとりで泣く日があっても…
それでももう一度元気になれる日を信じて頑張っている!
みんなみんな同じ!
みんなみんな同じ気持ち!
違う病気でも、
みんな元気になれる日をひたすら信じ、
自分を信じ頑張っていることに
何よりたくさんのパワーを頂きました。
心臓にリスクもある中でしたが…
全身麻酔で大がかりな手術にも頑張ってくれた自分の心臓にも
心からのありがとう!を伝えました。
皆さまも、いつも頑張ってくれている
ご自分の体に
どうかありがとう!を伝えて下さいネ!
明日からはもう6月ですネ。











