つい先程


ダー宅の黒猫くんが




虹の橋を渡りました







今日はダーがお仕事で

実家に一泊するからと

始発のバスで出掛けていました


お昼くらいに一度連絡があり

玄関でうずくまってて様子がおかしいと


ダーは仕事に向かう時間なので

ダーママが黒猫くんを病院に連れて行くと

そこまでは聞きました











今から30分程前でしょうか

ダーから連絡があり

もしかしたら明日帰れないかもと


どうしたの?


黒猫くんがかなりやばい


結局病院ではなんて?


蛾の毒だって言われたって


蛾?


後10分遅かったらあのまま○んでたって


食べちゃったのかな?


わかんねぇ


ほら猫って虫食べるって言うじゃない?


でも今も唸ってるんだよ


苦しいのかな?


多分ね


お義母さんは?


ずっと診てる、あの潔癖なお袋がさ

風呂も入らずにだぜ?


お義父さんの忘形見だもんね


さっきもさ夜間病院どうするか話して


どうだって?


無理に苦しませたくない、自然に任せたいって


そう、まさかこのタイミングで…まぁ良く、は無いか


良くないよ


でも離れた所では、もっと嫌だったでしょ?


そうだね


解毒薬とか…


あ!ごめん!



そこで電話は切れました









次に電話が掛かって来た時には


もうダーの声は





泣きながら震えて居ました


そうか虹の橋を渡ったんだね

赤ちゃんの頃から知ってる可愛い子です

今月の2日で7歳の誕生日を迎えたばかりでした





















本当はまん丸お目目で丸顔で

幼顔の優しい表情だった黒猫くん

性格も人懐っこくて

玄関チャイムが鳴ると1番に走って行って

お義父さんの事を早く早くと急かす子でした


でもお義父さんが亡くなって

ショックから心を閉ざしてしまったんです

最初はお義母さんの事も受け入れられず

ご飯を食べたら逃げてたそう

段々と頬は細くなり目つきも鋭くなりました


でもお義母さんとも仲良くなって

お義父さんの事も少しずつ落ち着いて

これからゆっくり2人で暮らして行こうねって

思ってた矢先だったのに



神様は時になんて残酷なんだろう



ダーがもしかしたら

優くんを実家に渡すかもしれないと言ってた

待って冗談じゃない

優くんの気持ちを考えて

あの子は黒猫くんの代わりでも無ければ

お義母さんの寂しさを紛らわす道具でも無い

優くんにとっての父ちゃんはダーだけ

優くんにとっての母ちゃんは私だけ

家族なんだよ?分かってる??



帰ったら

話し合いになりそうだ