此処んとこ色々重なりすぎて…

何からまとめていいやら…




最初は家出の事…


毎年の事なんだけど…
6月の第二週辺りの週末に…
近所の神社の夏祭りがある…

神社から一本道で店が並んで…
調度終点がウチの実家の食堂にあたる…

だから祭りに来た人は自然と
〆でウチのオリジナルアイスクリームや、
焼きそばを買って帰るのが、
なんか定番になってて…

中には店の中で食事やお酒飲んで盛り上がる人とか、
家族も居るけど…

昔からその祭りに関してはトラウマなんだ…


まだ祖父母が生きて居た頃…
墨田区長をしていた祖父は…誰からもお殿様扱いだった…

周囲の大人達は…
私も含めて殿に気に入られようと家族にまでこびへつらって…

祖父自身からも、
お前達は家族として俺に恥をかかすな!と…
いつも頭から押さえ付けられてた…

だから祭りになんてなると、祖父は花形なんだよね…


店の奥の丸テーブルに座ってるだけで…
誰かれがゴマを擦りに寄って来る…
それを見るのが大嫌いだった…



そして祖父は家族にはとても厳しかった…

祭りが終わると…
祭りの時だけじゃないけど…

店か閉まり両親が祖父母に呼ばれ反省会が始まる…

大抵は婿養子である父親をやりだまに上げて、
嫌味を言うだけ…
何も言わずガマンしてる父の代わりに、
実の娘である母親が、半狂乱になって祖父母に文句を言う…

夜中まで怒鳴り合い…

子供の頃からそれを聞くのが…
辛くて、哀しくて…

大嫌いだった…



祖父母が亡くなった今でも…
両親の中でそのトラウマは続いてる…

だから祭りが近付くと…
徐々に両親の人格が変わってくる…

一週間前ともなると…
殺気だって来てるのが…近くに居なくても…わかる…


その雰囲気も…すごく私を落ちさせる…


今年は先日の9、10日が祭りだったのだけど…

たまたま6日…友人が食事に誘ってくれて…

夕方まで過ごしてた頃…
姉から一通のメールが来た…



「祭りを手伝わないつもりなら、今の家を出て
旦那が居る方の家に帰れ!って
パパが言ってる」


そのメールに愕然とした…


たまたま友人に誘われて食事に出ただけだったのに…

両親からは逃げた…!と思われたのだ…


母が言ったなら…まだ救いがあった…
感情で…よく相手の気持ちを考えずに…
ポロっと爆弾を落とす事など…
しょっちゅうだから…


でも…父からは…違う…


《あぁ… 捨てられた…》


と…



唯一確保していた居場所まで…

失った喪失感で…


ただただ…途方にくれた…


何も考えられ無かった…



その後…11日の夕方まで…

ただ…行く宛てもわからず…


さ迷ってたんだ…




結局は…姉からのメールで

「帰ってきて良いから…帰っておいで」と言われて…

戻ったけど…


その後気が緩んで…
気管支風邪を引いて…暫くは寝込んでた…

相変わらず…実家は居心地が悪い…

やはり…長く居るべき場所ではないんだなぁ…



そしてトドメが一昨日…

音楽ユニットの相方から…

今後音楽は一人てやりたいと…
突然告げられて…


理由を聞かせてと言ったけど…


あれから音信不通…



私には歌しかないのに…
歌う事で自分を表現して…
自分の存在を確認して…

自分が生きる…全てなのに…

拠り所さえも…いきなり奪われた…



区役所行かなくちゃいけないのに…

先に早く進みたいのに…



身体が…


動かない…



相方の…彼にとっての9年間…


共に活動した9年間…


やっぱりこの9年間を…
無駄になんてしたくない…


どれだけの人が聞いてくれるかも分からんけど…

ちゃんとお互いに納得いく形にして…
ちゃんとステージで歌いたい…

聞かせたい…


その為にずっと今までやって来たんだもの…


冷静になって…


思い出して欲しい…


理想かも知れんけど…



戻って来て… 欲しいよ…