11日19時頃…無事に実家へ帰路に着きました…


最終日…

昼間…
一時期通ってた…恵比寿のアトレに移動しました…

平日の昼間でも…恵比寿は駅前からかなり活気があって

人混みが苦手な私は…

早々に…アトレに…


正確には…アトレ内のトイレに…
逃げ込みました…

2~3時間毎に回って来る清掃の時間を…
隣の個室越しに確認すると…
比較的人混みから離れた店舗の通路や

別の階のトイレ内に…移動します…

そして…時々思い出した様に…

食べ物と飲み物を…摂取する…



今までの放浪の大半は…
そうやって過ごしてました…


なんでトイレ内になんか??

そう思われるかもしれませんが…

大きなショッピングモールのトイレって…
すごく綺麗だし…

中には、

普通の個室以外にも…

着替用に、靴まで脱げて…
椅子まで着いてる施錠出来る個室まであったりで…

そちらなら…
下手したら文庫本小説1~2冊読めてしまうくらい…

くつろげるから…


閉店時間になると…
比較的…派出所の近場にあるファミレスか、
ネカフェか…まん喫で…朝まで過ごします…

後半は殆どファミレスでした…
ドリンクバーで…朝まで…

やな客ですね…


ネカフェやまん喫はどうしても…
そこに居るだけで出費がかさんでしまうので…
手持ちが無い者には…痛くて…




今回のそもそもの発端は…

毎年恒例の実家の行事から、両親ともめた事…

更に加わえれば…

普段は冷静で言葉少なな父親から…

「祭りに参加しないのならば、この家を出て、
旦那が居る自宅に帰れ!!」と…

言われた事です…




確かに祭りが近付くにつれ…
親達が殺気立って来るのも毎年の事…
祖父母が亡くなる前も後も…それは変わりません…

連日連夜祖父母と両親が対立して罵声を飛ばし合う…
それを幼な心から…毎日泣きながら聞いていました…

私にとって夏祭りは…
家族がもめ合うトラウマの日でしかないんです…

その祭りが…

ちょうど先日の…土日でした…



6/6…
その日はたまたま友人と食事する約束をしていて、
新宿で待ち合わせをしてました。
時刻はいつの間にか夕方…

突然前ブレもなく…そのメールは届きました。



姉の携帯越しに伝えられた父からの言葉を聞いた時…
私の中で支えていた何かが

崩れました…


母ならば時々突飛な事を無責任に発っしたりするので、
あまり言動に関しては気には止めませんが…

父からだと…

別です…



私は…今現在…唯一残された
僅かな居場所さえ…失った…?

『実家にすら…見捨てられた…』と…

思いました…


私はあまりにショックで…
途方に暮れて…


宛てもなく…

さ迷う事しか…出来無かったんです…



なまじ大人なもんだから…
交番の前を横切ったからといって…
誰も声も掛ける筈もなく…


ただ人混みは避ける様に…
それでも…
なるべく明るい方へ…明るい方へと…歩みを進めて…

買ったばかりのサンダルだったので…靴擦れが痛くて…
100均で爪先だけのくつしたと、絆創膏を買って…


駅のトイレで絆創膏を貼って…


下を向くと…涙が溢れました…

普段ならあまり居心地が良いとは思えない…
汚れた駅のトイレが…

私の全てを包み隠してくれている様で…

何故かホッとしました…


トイレを転々とする様になったのは…それからです…


だったら…せめて綺麗な場所が…

良いなぁって…

大きいショッピングモールのある駅を…転々と…してました



何をやってる?だったら家帰れば良いのに?!


そう言われてしまうと…
正直とても困って…


だってあの時の私には…

本当に…もう居場所は何処にも無くなってしまった…

そう…

思い込んで…居たのですから…



アトレのトイレに隠って居る時…

姉からメールが入りました…

「仔猫、今何処に居るの?一先ず帰っておいで」

矛盾を感じながら…問掛けました…

「私…帰っても…良いのかな…?」

直ぐに返事が戻り、

「帰って来て良いから…帰っておいで」


次の瞬間涙が次から次へと溢れ出しました…

私には…まだ居場所がある…


そう思えただけで…
体が軽くなった様な気がしました…

それに…

近くには居なくても…

心で支えてくれる人がいる…


それだけで…

どんなにくじけずに居られたか…


6日間の…放浪生活は…

幕を閉じました…



そのしわよせに…今…

風邪引いて


ずっと寝たきりです(-_-;)

今回の不摂生を素直に受け入れて…
大人しく養生します…


ご心配おかけしてしまった皆様…
本当に申し訳ありますん…(x_x;)